昨日、子育てのゴールを
どこに置いているかと質問があった。
ゴールって?
そう聞いた質問に返ってきた言葉は
「学歴とか…いい大学に行けば…みたいな…」と。
あまりにもタイムリーな質問だなーと
無意識が何やら仕事をしたようで
答える機会を与えられた。
最近よく耳にしていて
何かと腑に落ちない私
もともとゴールと言えば自立ではないのか…
そのまま素直に考えてみれば
いつの時点がゴールということもある。
子育てのゴールは、
成人、就職、結婚したときと
多くの人は考えているらしい(←調査結果)
まぁ、そこは共通理解なのかと。
では、何をもって成功というのだろう
ここで言うと自立したら
成功だとすることに
なるんだと思うわけだけど
質問者はそこを見てはいない。
最近、この「学歴とか…」という質問が多く
その観点から考えると
成功って何だろう
もっと言えば、そもそも成功とか
失敗とかあるのか
ということを強く強く思うわけです。
いい大学に入っても
なかなか就労できないこともある。
今はそんなことたくさんあると思う。
私自身、入った大学よりも
自己を認知し、対策を練り、
手をうったところや
今よりもより良くを願い、
実行したところを認め、
ほめることはあっても
いい大学だから…と思ったことは
一度もない。
そもそも、それってあまりにも
大人側だけの目線というか、
何なんだろうと疑問に思う。
学歴があれば成功なのか
言うことを聞けばいい子なのか
もっと言えば勉強出来なければ失敗なのか
この議論は、前に
「何人か子どもを東大に合格させた母」
の話の中でも、意見が
分かれたところだと思う。
そしてもっと言えば、
発達障害は普通になれば成功なのか
生きやすくなることは
望むところだけど。
見ているところが違うような…
先日のスーパーバイズでも
この話題が出ていて
こうやって発達障害に
かかわっていると余計に思う。
「そもそも普通って何だろう
」
発達障害じゃない人が
必ず幸せなわけでもないし
発達障害のある人が
必ず不幸なわけでもない。
当たり前だけど、その観点
忘れがちになっていないかなー
こういう考え方があるから
みんな一緒のやり方でなくちゃいけなくて。
違うやり方でもOKだと
社会で理解されない訳で
非常に残念だなーと。
子どもに必要なのは生きる力。
勉強が出来ようが出来まいが、
生きる力に勝るものはなし!
そこ大事だと思うんだけどなー
