発達障害のある子どもたちには
特性があって…だから、出来ないんです。

それは果たしてそうなんでしょうか?

視覚に難しさがあって…
想像できないから…
こういう子は無理でしょ?…

結構、やり方がわかってないだけって
こともあるんじゃないかな?と思います。

そして解決の方法もあることが多いです。

困っていることを聞いてみて
その時の行動を拾い出します。

たとえば
「忘れ物を確認する暇がない」
「プリントを書き写すのが遅い」
「気がついたら時間が済んでいた」
「前の席にすわりたくない」
などなど。

実は、こういう答えは
子ども達が一番知っているんですカナヘイうさぎ

少し細かく聞き取りをしていくと
「後ろだったらできるのにな…」とか
「もう少し時間があれば…」
などなどポツリとつぶやいたりもします。

そして
「1分以内には無理だけど3分あるとできる」
「縦は苦手だけど、横におけばできる」
「時間が見えれば時間内にできる」
「前の席は無理だけど
 後ろの席ならできる」
といったところが見えてくるわけです。

全部が全部ではありませんが
そういうことも沢山あると思う。

「何ページを開けなさい」と言われて
いつも間に合わないという男の子。

よくよく聞いていくと
1ページからめくっていくんです。

たとえば52ページと言われたら
だいたい検討をつけて
50ページのあたりを探しますよね?
そして、ぱっとあけたところが
40ページなら、もう少し後ろ…
ってことになるわけですが、
そうはなっていない。

1ページから52ページまで順番に
めくっているんです。
間に合うわけがないですよねアセアセ

そしてもうひとつ。
そもそも1年生とかだったら
52ページは40ページより後にあることが
数字という観点からわかっているのかも
重要なポイントですよね?

そういうようなことがあります。

「52ページはここでしょ?」みたいに
「この子は目がページを追えない」
「そういう特性だから探せない」と思って
お母さんが52ページを開ける前に
なぜ52ページを開けられないのかを
考えることが重要です。

自分でできると自信も
少しずつついていきます。

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