非常に耳が痛い内容。
特にインスタント色や便利病。
自戒のためにもここに残しておきます。
灰谷孝さんのFBの転載です。
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こどもの発達障害が増えているとしたら
その理由は一つ。
大人が自分の発達に麻痺しているから。
子どもの発達障害は
子どもの問題ではなくて社会の問題、
大人自身の身体の問題。
1,自然の中で本気で遊べない
「遊び不足」
2,自宅で手を動かさないですむ
「便利病」が蔓延していること
3,手軽な食べ物ですます
「インスタント食」の日常的な摂取
1、の遊び不足に関して、
「子どもは自然の中で
思いっきり遊ぶのが大切」
ということに反対する人は
あまりいないと思います。
しかし、その優先度が高いことは
まだまだ認識されていないように
感じます。
子どもが体を使って遊ぶという体験を 日常的にできないまま育っていくことの
危険性、将来のリスクの大きさを
本当に骨身にしみてわかっている
大人はどれくらいでしょうか。
「大切なのはわかって
いるんですけれど・・・◯◯◯」
忙しい、場所がない、習い事が、
つきあうのが疲れる。
「子どもに遊びが大切」って
きれいごとではありません。
人格形成の根本的な教育の問題です。
2,の便利病に関して、
大人は、子どもに習い事や
◯◯トレーニングを「やらせる」ことで、
何か良い取り組みをやっているような
つもりになります。
しかし、体と心の発達というのは、
昔の人たちは、日常の生活や
「お手伝い」の中から、
より自然と起こっていっていたのだと思う。
燃料となる薪割り、薪運び、火起こし、
水汲み、ほうきでのお掃除、雑巾がけ、
舗装されていない道を
歩いて用事に行くこと、
戸締まりの悪い木の扉を
器用に開け閉めすること、
土間と居間の大きな段差の行きかい、
畑つくりなどの多くの農作業、
雑草ぬき、赤ちゃんのお世話、
だっこ、おんぶ、などなど。
こんなことに原始反射の統合というのは、
自然に含まれている。
「そんな生活、都会では無理です。」
といって終わらせてしまうのは
簡単だけれども、実際には、
テレビをおかない、
小さな家庭菜園をはじめる、
ウォシュレットの自動開閉をやめる、
家の明かりのリモコンやスイッチを
一つやめて、ひもで「パチン」にする。
子どもにお皿を運んでもらう
(割れるのは覚悟で)。
クイックルのような便利な
お掃除用具だけでなくて、
ほうきとちりとりも使う。
簡単なことから出来ることがあります。
便利病にかかっている大人自身からまず、
少しずつでいいので変わることが大切。
不便さの中にすこしの楽しさや健康が
積み重なっていくということ。
出来ることから少しずつ。
3,の「インスタント食」に関して、
子どもの食生活は、親の食生活から。
例えば、料理に白砂糖を使っていたら、
こどものお菓子やジュース生活を
やめさせるのは無理です。
先日、スーパーに買物に言ったら、
幼稚園児を抱えた若いお母さんの
買い物が、菓子パン(ミニアンパン
5つ入りなど)3つ、カップ麺3つ、
サイダーだけだったんです。
おそらくご家族の昼ごはんか
何かになるんだと思いますが、
もしこのようなものが日常的に
お腹に入っているのだとしたら、
子どもも大人も、
集中力が続かない、
判断力が鈍い、共感できない、
意志が弱い、などと周りから
見えてもそれは当然。
幼いときからのインスタントな食習慣が、
脳へ与えるダメージや習慣性依存性
については、すでに科学的に
わかっていること以上に、
大人が考えなおす必要があると思います。
子どものためというよりも、
まず自己管理の問題として。
またこの3つ以外にシャンプーや洗剤、 歯磨き粉など、肌に付けるものの
影響についてもとても影響が大きいと
感じています。
特に幼いお子さんと育てている保護者さん
(お母さんだけでなくお父さん!)
これから子どもを育てたい方の
参考になればと思います。
発達支援コーチ 灰谷孝
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特にインスタント色や便利病。
自戒のためにもここに残しておきます。
灰谷孝さんのFBの転載です。
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こどもの発達障害が増えているとしたら
その理由は一つ。
大人が自分の発達に麻痺しているから。
子どもの発達障害は
子どもの問題ではなくて社会の問題、
大人自身の身体の問題。
1,自然の中で本気で遊べない
「遊び不足」
2,自宅で手を動かさないですむ
「便利病」が蔓延していること
3,手軽な食べ物ですます
「インスタント食」の日常的な摂取
1、の遊び不足に関して、
「子どもは自然の中で
思いっきり遊ぶのが大切」
ということに反対する人は
あまりいないと思います。
しかし、その優先度が高いことは
まだまだ認識されていないように
感じます。
子どもが体を使って遊ぶという体験を 日常的にできないまま育っていくことの
危険性、将来のリスクの大きさを
本当に骨身にしみてわかっている
大人はどれくらいでしょうか。
「大切なのはわかって
いるんですけれど・・・◯◯◯」
忙しい、場所がない、習い事が、
つきあうのが疲れる。
「子どもに遊びが大切」って
きれいごとではありません。
人格形成の根本的な教育の問題です。
2,の便利病に関して、
大人は、子どもに習い事や
◯◯トレーニングを「やらせる」ことで、
何か良い取り組みをやっているような
つもりになります。
しかし、体と心の発達というのは、
昔の人たちは、日常の生活や
「お手伝い」の中から、
より自然と起こっていっていたのだと思う。
燃料となる薪割り、薪運び、火起こし、
水汲み、ほうきでのお掃除、雑巾がけ、
舗装されていない道を
歩いて用事に行くこと、
戸締まりの悪い木の扉を
器用に開け閉めすること、
土間と居間の大きな段差の行きかい、
畑つくりなどの多くの農作業、
雑草ぬき、赤ちゃんのお世話、
だっこ、おんぶ、などなど。
こんなことに原始反射の統合というのは、
自然に含まれている。
「そんな生活、都会では無理です。」
といって終わらせてしまうのは
簡単だけれども、実際には、
テレビをおかない、
小さな家庭菜園をはじめる、
ウォシュレットの自動開閉をやめる、
家の明かりのリモコンやスイッチを
一つやめて、ひもで「パチン」にする。
子どもにお皿を運んでもらう
(割れるのは覚悟で)。
クイックルのような便利な
お掃除用具だけでなくて、
ほうきとちりとりも使う。
簡単なことから出来ることがあります。
便利病にかかっている大人自身からまず、
少しずつでいいので変わることが大切。
不便さの中にすこしの楽しさや健康が
積み重なっていくということ。
出来ることから少しずつ。
3,の「インスタント食」に関して、
子どもの食生活は、親の食生活から。
例えば、料理に白砂糖を使っていたら、
こどものお菓子やジュース生活を
やめさせるのは無理です。
先日、スーパーに買物に言ったら、
幼稚園児を抱えた若いお母さんの
買い物が、菓子パン(ミニアンパン
5つ入りなど)3つ、カップ麺3つ、
サイダーだけだったんです。
おそらくご家族の昼ごはんか
何かになるんだと思いますが、
もしこのようなものが日常的に
お腹に入っているのだとしたら、
子どもも大人も、
集中力が続かない、
判断力が鈍い、共感できない、
意志が弱い、などと周りから
見えてもそれは当然。
幼いときからのインスタントな食習慣が、
脳へ与えるダメージや習慣性依存性
については、すでに科学的に
わかっていること以上に、
大人が考えなおす必要があると思います。
子どものためというよりも、
まず自己管理の問題として。
またこの3つ以外にシャンプーや洗剤、 歯磨き粉など、肌に付けるものの
影響についてもとても影響が大きいと
感じています。
特に幼いお子さんと育てている保護者さん
(お母さんだけでなくお父さん!)
これから子どもを育てたい方の
参考になればと思います。
発達支援コーチ 灰谷孝
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