これが『止まる』ってこういうこと！！【前回の続き】

昨日のつづき

そんなめちゃくちゃ楽しいセッションを経て
次に来てくれた時には
入ってくるなし『ボール遊びしよ』
そう言ってボール遊びが始まった。
今度は、Aくん 対 大人2人。

ここでこの遊びは
『大人気ない遊び』
と名付けられました

でもこのセッションは楽しい
汗ダクダクの勝負のあと
またもや、はぁ～疲れたって
なったわけです。

そしてちょっとやってみせた
手も足もつかわない芋虫を
練習してきてくれていました。

この頃からお母さんとの合い言葉は
『遊びきる』
ちゃんと今回も遊びきるを確認して
次の回へ。

ボール遊び3回目のセッション。
『なぁ！大人気ない遊びしよう！』
相当気に入ってる様子。

楽しい楽しいと私が言うので
『私も入れてー』と相棒も参加。

私とAくん、お母さんと相棒
チームになって勝負。
見事私たちのチームが勝利
イエーイ！とハイタッチ。

ボール遊びが終わったら
なんと他のものに
全然興味がなかったAくんが
ハンモックに寝転がりました。

母、私、相棒ともに驚き
まだ時間があったのに
ボールを置いてハンモックに寝る。
そんなことあるんだーって。
びっくりしました。

そして4回目のセッション。

入ってきて荷物を置いたら
『大人気ないのしよー』との声。
『よし、しよーしよー』
ボール遊びを始めて40分くらいのとこで
ボールが思うところへ飛ばないので
ボールの投げる練習を少しした。

そこから窓に写る姿を見ながら
身体がまっすぐなるように
練習をしていたところ
普段ならこんな止まることは
嫌がるAくんが、楽しげに止まって
笑いながら姿勢を修正しているんです。

止まっている
ボール遊びをしても止まることがなくて
いつも動いていた。
お母さんと顔を見合わせた。

その後も、サッカーのシュートをする場面で
いつもなら、狙いを定めることはせず
ボールが止まらなくても
すぐに蹴っていたAくん。

もしかすると一回止まって
狙いを定めて蹴るといいかも！
という助言に、蹴る前にちゃんと止まって
狙いを定めている。

これが止まるってことだよね
またA くんが教えてくれた。

もしかして…モローのチェックをする。
そこには以前とは比べものにならない
力が抜けてスッと歩くAくんか

お母さんとふたりで
『おおーー』って思わず
声が出てしまった。
すごい
うわーなんか感動した
心からうれしく思った。

すごく素直なAくん。
信じてくれたお母さん。
ありがとうございます

そしてこれからもいっぱい遊ぼう

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