前の記事の続きです。
「腫れ物に触る」の後に
私がしたことは
アスペルガー症候群の旦那
ADHDの息子
という解釈の仕方でした。

そうです!ラベリングですアセアセ
偉そうに言うことではありませんがタラー

旦那はアスペルガー症候群だから、
こういう考えになるんだ。
息子はADHDだから、忘れるんだ。
といった感じです。
ラベリングはダメだと一口で言いますが
私の中では、特性理解をするためには
この時期があって良かったと思っています。

やはり…
自閉症スペクトラム障害にも
ADHDにも診断基準があるのだから
系統だてて考えるにはいいのではないかと。

people first の考え方は
その上に成り立つんじゃないかと
思うからです。

まずは特性理解が先決。
講演会などで特性や
診断基準を良く耳にします。
本も3冊くらい読めば、
だいたいわかりますよねニコニコ

でもその本に書いてある、
または講演会で聞いた特性が
今、目の前にいる旦那の
どこにあたるのか
今、起きている現象は何故なのか…
が一致しない。
そんなことありませんか?

これは当時の私も
非常に苦労したところでもあり
お母さん方が一番多く
口にされることでも言葉でもあります。

子どもの事がわからない。
どうしてこんなことをするの?
と思っているなら
とりあえず、特性と照らしあわすことも
一つの方法だと思います。

でも1つ言えることは

感覚過敏と言っても
みんな同じではなくて
それが聴覚なのか嗅覚なのかetc.
そして同じ聴覚の中でも
違いがあるということや
特性だと言われる部分が
全てあるわけではないってことを
理解しておく必要があります。

そして特性を知ったなら
「特性だから出来ない」
ということではなく
工夫が必要だということです。

娘の就学相談で先生に言われました。
「あの子は、なめらかに踊っているので
 発達障害ではないです」
ずっと病院に通い、
診断もおりているのに
たった何分か踊っているところを
見ただけで先生は断言しました。

それは「不器用である」というところを
とった発言だったのではないかと
今になっては思いますが、
理不尽にも私の就学相談は、
その一言で打ち切られましたガーン

こういうことが沢山あります。
ある女の子は不登校気味です。
女の子と直接話してみると
学校が嫌な理由は、
先生とのやりとりの中で
嫌な事があるからだと
説明してくれました。
そしてそれは、
解決の方法があるのではないかと
思える具体的なものでした。
ですがお母さんは、
これはトラウマだと思っています。
そしてトラウマだから治らない。
それは学校というところが
先生が発した言葉からくるものであると。

そしてその事について、子どもは
「お母さんはそういうけど、よく分からない」と。

今起きている現象を
しっかり本人に聞くことをしないで
特性に当てはめて
勝手に理解するのではなく
「本人に聞く」ことが大切です。

お母さん方が一番していないのは
もしかすると、この「本人に聞く」
ということではないかなーと。

低学年ならもしかすると
うまく話せないかも知れませんが
ある程度の歳になると
話すことができるように
なっていたりします。

まずは特性理解と
その特性が自分の子どもの
どこがそうなのかを知ることから
始まるのではないかと
私は思っています。

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