28日付けで日本精神神経学会は、米国で昨年策定された
精神疾患の新診断基準「DSM-5」で示された病名の日本語訳を公表した。
注意欠陥・多動性障害(ADHD)」は「注意欠如・多動症」に、
性同一性障害」は「性別違和」に変更。
「アスペルガー症候群」は単独の疾患としての区分はなくなり、
「自閉スペクトラム症」に統合されることになった。
「発達障害」は「神経発達症」らしい![]()
子供や不安に関する疾患では「障害」を「症」に改めるなど、
差別意識を生まないよう配慮したということ・・・・
実際これで差別や偏見がなくなると・・・![]()
親御さんのなかからは「障害」という言葉が嫌いだから
「症」の方がいい・・・なんて声も聞こえます。
でも○○症って治りそうなイメージ・・・
少し軽いイメージ![]()
これって誤解を生まないのかな。
今現在、「グレー」っていう言葉がある。
医師が使う場合もあるようだが、お母さんに伝えやすい言葉として
「グレー」という言葉を使う方もたくさんいる。
しかし、何もわからず「グレー」と聞いた保護者は
「白」になるんじゃないかと期待をする人も多い。
その結果、無理にでもさせようとして
叱ってばかりになったり、虐待に近い状態になることもある。
これは「グレー」という言葉が持つイメージの問題。
決して仮に「グレー」であっても支援が不要な訳ではない。
グレーだからこそ、よりメンタルを見てあげなきゃいけないはず![]()
また、名前を変える労力と費用を、支援や環境調整・人材育成などに
使っていただく方が当事者や家族は喜ぶんじゃないのかな![]()
なんだかしっくりいかない・・・