今日はキムチ鍋![]()
ということで足りないものを買いにスーパーへ![]()
家を出ようかというときになって父が
「ビール買ってきて!350mlを2本!」
「・・・あっ、やっぱりやめとくわ!おごってくれる?」
なんでやねん![]()
「知らん!知らん!」と言って家を出ました。
スーパーに着くとまた電話が・・・![]()
「あかんかったらいいんやけど・・・
これからはお菓子とか食べへんから、その分ビール買ってや!」
でたっっ!!またこの話!?
「とりあえず、今日は子供たちにアイスを買うから
その分酎ハイを買ってあげるけど、またはないで!」
いったい何のための小遣いなんでしょ![]()
父には、ちゃんと毎月小遣いを渡している。
家から出ない父に何故
小遣いが必要なのかというと…
①向精神薬の副作用から、喉が乾くので
毎月1.5Lのジュースを12~15本、家計で買っている。
何も言わなければ30本を越えるので
とりあえず2週間で6本を目安にしている。
足りないときは、自分で買うことになっている。
②家にあるお菓子は食べていいんだけど、
アレコレと選べる訳ではないので、
食べたい物があれば自分で買うことにしている。
③お金を貯めて、欲しい物があれば買う。
というルールになっている。
家に帰ると、待ってましたとばかりに
「あのさ…」と話が始まった。
「あかんかったらええんやけど…
小遣い500円あげてくれる?」
父の言い分はこうである。
俺は、スマホも我慢してるし、散髪も2ヶ月に一回にしている。
子供たちは年齢に応じて小遣いがあがるのに
何で自分は小遣いが上がらないのか。
ということだった。
①うちには受験生がいて、高校に入るために
何かとお金がいる時期なんだということ。
②父は家から出ないのに
自分専用のネットに繋げることが出来るiPod touchがある。
何もわざわざ通信料を払わなくても
スマホと同じ事が出来ること。
③子どもたちには、社会生活があると言うこと。
父も友達にあってくるなら
別にいくらか渡すよ!ということ。
④世間の人たちもみんな、何かしらの我慢は
しているんだということ。
この4つを説明したことで、とりあえず納得した様子。
でも私が思うに父は
私の言ったことは、わかっているんだと思う。
ただ、こういった事を考えているときに
今の自分の考えていることでいっぱいで
全体的に考えるのが難しいんですね。
私の場合、その事柄とその背景が結びついて
それは無理だなと思うんだけど
父の場合は違って
その事柄だけを見ていることが多いような気がします。
講演会で「繋がらない障害」だと聞いたことがありますが
まさに1つ1つの事柄が繋がっていなくて、
私から見ると「AとBがあってCになる」という時でも
AとBが繋がらないために、Cにならないといったような事が
多々あるわけです。
これからは、繋げる支援を考えてみようと思います。