お久しぶりです
およそ3ヶ月ぶりのブログ更新ですね
あれからスマホの状態は改善されておらず、例によってパソコンからの更新です
7月は大学最後の試験が2つあり、どちらも無事に合格しました
手ごたえの割りに点数があまり良くなかった教科もあったので、その点は悔しいですが、難しいとされる試験をしっかり合格できてよかったです
また、8月、9月は卒業研究の実験を行いました
いろいろと想定外のことも起こり、連日の実験は体力的にもなかなか苦しかったですが、全体的には順調に実験を進めることができましたし、良いデータが取れたと思います
それに、本物の研究者になれたみたいな気がして、すごく楽しい期間でもありました
今後はしっかりと、データ解析を行っていきたいと思います
そして、昨日はついに待ちに待った瞬間が…
福岡ソフトバンクホークス、3年ぶりのパ・リーグ優勝です


いやぁ…苦しかった……
僕も長いことホークスを応援していますが、こんな苦しみながらの優勝は初めてです
最近でいうと2010年、2011年もリーグ優勝していますが、このときはそこまで「苦しい」という印象はなかったです。
2010年は今年と同じくペナントレース最終戦で優勝が決まりましたが、直前までライオンズが圧倒的有利な状況だったのをひっくり返しての優勝だったので、「苦しい」というよりも、ライオンズを追い上げるホークスの勢いに便乗してテンションが高くなっていた感じがありましたし、気持ちはすごくポジティブでした
2011年は逆にぶっちぎりの優勝だったので、「油断はできない!」と思いつつも、「たぶん優勝できるだろう」と、どこか余裕を持ってホークスを応援できている感じがしていました
今年は好不調の波こそ激しかったですが、9月初旬までは2011年にも負けないくらいの勢いで勝ち星を積み重ねていけましたし、前述の「たぶん優勝できるだろう」みたいな気分はありました。
しかし、今年はとにかくバファローズが強くて、ホークスがしっかり勝っていても首位を独走することはできない…
9月初旬の直接対決で2勝1引分だったときはゲーム差が4.5に広がりましたし、「このままいけるかな?」と期待が膨らみましたが、そこから思うように勝てない試合が…
ホークスにとってはありがたいことに、バファローズもこのときは不調だったので、まだ心にゆとりがありました。
しかし、9月下旬に入ると、ホークスに悪夢が…
攻撃、守備の両方にわたって、信じられないようなミスを連発
毎試合のように失点に絡むエラーがおこるわ、走塁ミスが多発するは…
何より最悪だったのは、先週のイーグルス4連戦とファイターズ戦
勝てそうな試合展開だった場面も多く、「やっとチーム状況が良くなってきたかな?」と思っていましたが…
投手陣が深刻な崩壊状態に…
シーズンを通してチームを救い続けてきた五十嵐投手が、なんと4つの押し出し四球を与えて逆転を許し、そのまま敗戦…
翌日は先発の中田投手が同じく押し出し四球で同点を許し、これを皮切りに大量点を奪われて敗戦…
ついには、先発投手陣の中では年間を通して1番安定感があったといえるスタンリッジ投手までもが押し出し四球、さらに暴投、走者一掃タイムリーなどでKO…
優勝マジック点灯目前から、1勝9敗と信じられないほどの大失速
しかも、まるで自分たちから勝つことを放棄しているかのような試合ばかり…
まるで呪われているみたいな感じでした…
バファローズもマジック点灯から3連敗などがあり、ホークスはこれだけ負けまくっていても辛うじて優勝の可能性が残っている状況でしたが、バファローズは先日のイーグルス戦で連日の見事な逆転勝利。
明らかに、「勢いはバファローズ」でした
そして、運命の10月2日
1位ホークスと、2位バファローズ(ただしゲーム差はなし)の直接対決でした。
ホークスはこれが144試合目、つまりペナントレース最終戦。
ちょうど20年前の10月8日、セ・リーグ1位のジャイアンツと2位のドラゴンズが同じようにペナントレース最終戦で激突し、「勝ったほうが優勝」という状況があったそうです。
きのうの場合、バファローズは勝ったとしてもまだ優勝ではありませんでしたが、おそらく勝てばほぼ優勝が確定するといっても過言ではない状況
ホークスは、勝てばそれで優勝
したがって、少なくともホークスサイドは、前述のジャイアンツ対ドラゴンズの試合「10.8」と状況が類似しているとして、10月2日の直接対決を「10.2」と称して臨みました
僕はただ応援することしかできないのですが、今までのホークスの試合で味わったことがないくらい緊張しました
「絶対に負けられない試合」なら何度もありましたが、さすがにここまで胃が痛くなる試合は…
心臓がバクバクする中、午後6時に試合開始
ホークスは2回裏に、中村選手、吉村選手の連打の後、細川選手の犠牲フライで幸先よく1点を先制
守りでは、先発の大隣投手が6回無失点の好投
完全にとまではいきませんが、流れはホークスにありました
しかし、打線は1点をとった後バファローズ投手陣にあっさりと抑えられている感じがあり、追加点がなかなかとれず、油断のできない状況…
そんな中、7回に2番手の森投手がつかまり、バファローズの代打・原選手に痛恨の同点タイムリー
決して悪いボールじゃなかったんですけど、原選手にうまく打ち返されてしまいました
すると流れは徐々にバファローズに…
ホークスはなかなかチャンスを作れない中、バファローズはイーグルス戦で逆転勝利をおさめたときのような雰囲気が出始めました
8回は五十嵐投手、9回はサファテ投手が何とかしのいでくれたものの、ホークスも得点できず、試合は延長戦に突入。
すると10回、イニングをまたいだサファテ投手が2アウトながらも満塁のランナーを背負ってしまい、バッターはバファローズの主砲・ペーニャ選手
この日のペーニャ選手は当たっていませんでしたし、糸井選手よりは抑えやすいとは思いましたが、打たれた場合は大ダメージ必至…
まさに絶体絶命の大ピンチ
「ここまでか…?」という気持ちもありましたが、「頼む…頼む…抑えてくれ!」と必死に応援しました…
すると、ペーニャ選手は初球のストレートを打ち上げ、ヤフオクドームの天井まで届いた打球を今宮選手がキャッチしたことによってピンチ脱出
優勝が決まったわけではありませんでしたが、思わず「やった!」と叫んでしまいました。笑
そして10回裏、先頭の柳田選手が四球を選び、今宮選手がきっちり送りバントを決めて、サヨナラのチャンス
さらに内川選手の敬遠と李大浩選手の四球で1アウト満塁
犠牲フライでも優勝という状況となりました
バファローズは今年の防御率0点台と脅威の安定感を誇る比嘉投手を投入
ホークスは選手会長の松田選手がバッターボックス
かつてないほどの大歓声がヤフオクドームに響く中、1ボール2ストライクと松田選手が追い込まれてからの4球目…
左中間突破のサヨナラタイムリーヒット
ホークス、3年ぶりの優勝です
ヤッターーーーーーーーーーッ
優勝決定の瞬間、家族と抱き合い、喜びました
苦しかった…僕たちファンは見て応援するだけですが、それでも本当に苦しかった……
ましてや秋山監督や選手たちはどれほど苦しかったことでしょうか…
優勝決定後、監督も選手もほとんどの人が涙を流していましたね…
9月中旬まで「まず間違いなく優勝」と言われながら、その後は負け続け、言葉では言い表せないほど苦しかったことと思います…
ただ試合を見て応援するだけの僕が、あまり偉そうなこと言える立場ではありませんが、これほどの苦しい状況の中、本当によくやってくれたと思います
もちろん、涙を流していたのはホークスとホークスファンだけではありませんでしたね。
バファローズの選手たちも涙を流していました。
しかし、涙の理由は正反対。
試合後テレビに映ったバファローズベンチは、2010年のCSでマリーンズに破れたホークスベンチと、とても似た光景でした…
ホークスはきっと、優勝の喜びや、重圧から開放されたことによる涙だったと思いますが、バファローズは悔しさによる涙だったことでしょう。
そしてこの涙が、明日以降の両チームをより強くしてくれるんだと思います。
ホークスが優勝できたことは本当に嬉しいですが、まだまだ2014年の勝負は終わりじゃありません
次はいよいよCSです
2011年にCSを突破していますが、いまだに「短期決戦に弱い」と言われるホークスにとっては、やはり大きな壁です…
それに、きのうの負けの悔しさをバネに、バファローズがもっともっと強くなってヤフオクドームに帰ってくるような気がします。
そんなバファローズをファイターズが破って勝ち上がってきたとしたら、その勢いも侮れません
しかし、優勝できた代わりに日本シリーズ出場権は他に譲るなんて嫌です
厳しい戦いになるかもしれませんが、CSでもしっかり勝って、3年ぶりの日本シリーズに出場しましょう
長くなりましたが、最後にひとこと…
ホークス、優勝おめでとう

およそ3ヶ月ぶりのブログ更新ですね

あれからスマホの状態は改善されておらず、例によってパソコンからの更新です

7月は大学最後の試験が2つあり、どちらも無事に合格しました

手ごたえの割りに点数があまり良くなかった教科もあったので、その点は悔しいですが、難しいとされる試験をしっかり合格できてよかったです

また、8月、9月は卒業研究の実験を行いました

いろいろと想定外のことも起こり、連日の実験は体力的にもなかなか苦しかったですが、全体的には順調に実験を進めることができましたし、良いデータが取れたと思います

それに、本物の研究者になれたみたいな気がして、すごく楽しい期間でもありました

今後はしっかりと、データ解析を行っていきたいと思います

そして、昨日はついに待ちに待った瞬間が…
福岡ソフトバンクホークス、3年ぶりのパ・リーグ優勝です



いやぁ…苦しかった……
僕も長いことホークスを応援していますが、こんな苦しみながらの優勝は初めてです

最近でいうと2010年、2011年もリーグ優勝していますが、このときはそこまで「苦しい」という印象はなかったです。
2010年は今年と同じくペナントレース最終戦で優勝が決まりましたが、直前までライオンズが圧倒的有利な状況だったのをひっくり返しての優勝だったので、「苦しい」というよりも、ライオンズを追い上げるホークスの勢いに便乗してテンションが高くなっていた感じがありましたし、気持ちはすごくポジティブでした

2011年は逆にぶっちぎりの優勝だったので、「油断はできない!」と思いつつも、「たぶん優勝できるだろう」と、どこか余裕を持ってホークスを応援できている感じがしていました

今年は好不調の波こそ激しかったですが、9月初旬までは2011年にも負けないくらいの勢いで勝ち星を積み重ねていけましたし、前述の「たぶん優勝できるだろう」みたいな気分はありました。
しかし、今年はとにかくバファローズが強くて、ホークスがしっかり勝っていても首位を独走することはできない…
9月初旬の直接対決で2勝1引分だったときはゲーム差が4.5に広がりましたし、「このままいけるかな?」と期待が膨らみましたが、そこから思うように勝てない試合が…
ホークスにとってはありがたいことに、バファローズもこのときは不調だったので、まだ心にゆとりがありました。
しかし、9月下旬に入ると、ホークスに悪夢が…
攻撃、守備の両方にわたって、信じられないようなミスを連発
毎試合のように失点に絡むエラーがおこるわ、走塁ミスが多発するは…
何より最悪だったのは、先週のイーグルス4連戦とファイターズ戦
勝てそうな試合展開だった場面も多く、「やっとチーム状況が良くなってきたかな?」と思っていましたが…
投手陣が深刻な崩壊状態に…
シーズンを通してチームを救い続けてきた五十嵐投手が、なんと4つの押し出し四球を与えて逆転を許し、そのまま敗戦…
翌日は先発の中田投手が同じく押し出し四球で同点を許し、これを皮切りに大量点を奪われて敗戦…
ついには、先発投手陣の中では年間を通して1番安定感があったといえるスタンリッジ投手までもが押し出し四球、さらに暴投、走者一掃タイムリーなどでKO…
優勝マジック点灯目前から、1勝9敗と信じられないほどの大失速

しかも、まるで自分たちから勝つことを放棄しているかのような試合ばかり…
まるで呪われているみたいな感じでした…
バファローズもマジック点灯から3連敗などがあり、ホークスはこれだけ負けまくっていても辛うじて優勝の可能性が残っている状況でしたが、バファローズは先日のイーグルス戦で連日の見事な逆転勝利。
明らかに、「勢いはバファローズ」でした

そして、運命の10月2日
1位ホークスと、2位バファローズ(ただしゲーム差はなし)の直接対決でした。
ホークスはこれが144試合目、つまりペナントレース最終戦。
ちょうど20年前の10月8日、セ・リーグ1位のジャイアンツと2位のドラゴンズが同じようにペナントレース最終戦で激突し、「勝ったほうが優勝」という状況があったそうです。
きのうの場合、バファローズは勝ったとしてもまだ優勝ではありませんでしたが、おそらく勝てばほぼ優勝が確定するといっても過言ではない状況
ホークスは、勝てばそれで優勝
したがって、少なくともホークスサイドは、前述のジャイアンツ対ドラゴンズの試合「10.8」と状況が類似しているとして、10月2日の直接対決を「10.2」と称して臨みました

僕はただ応援することしかできないのですが、今までのホークスの試合で味わったことがないくらい緊張しました

「絶対に負けられない試合」なら何度もありましたが、さすがにここまで胃が痛くなる試合は…
心臓がバクバクする中、午後6時に試合開始

ホークスは2回裏に、中村選手、吉村選手の連打の後、細川選手の犠牲フライで幸先よく1点を先制

守りでは、先発の大隣投手が6回無失点の好投

完全にとまではいきませんが、流れはホークスにありました

しかし、打線は1点をとった後バファローズ投手陣にあっさりと抑えられている感じがあり、追加点がなかなかとれず、油断のできない状況…
そんな中、7回に2番手の森投手がつかまり、バファローズの代打・原選手に痛恨の同点タイムリー

決して悪いボールじゃなかったんですけど、原選手にうまく打ち返されてしまいました

すると流れは徐々にバファローズに…
ホークスはなかなかチャンスを作れない中、バファローズはイーグルス戦で逆転勝利をおさめたときのような雰囲気が出始めました

8回は五十嵐投手、9回はサファテ投手が何とかしのいでくれたものの、ホークスも得点できず、試合は延長戦に突入。
すると10回、イニングをまたいだサファテ投手が2アウトながらも満塁のランナーを背負ってしまい、バッターはバファローズの主砲・ペーニャ選手

この日のペーニャ選手は当たっていませんでしたし、糸井選手よりは抑えやすいとは思いましたが、打たれた場合は大ダメージ必至…
まさに絶体絶命の大ピンチ

「ここまでか…?」という気持ちもありましたが、「頼む…頼む…抑えてくれ!」と必死に応援しました…
すると、ペーニャ選手は初球のストレートを打ち上げ、ヤフオクドームの天井まで届いた打球を今宮選手がキャッチしたことによってピンチ脱出

優勝が決まったわけではありませんでしたが、思わず「やった!」と叫んでしまいました。笑
そして10回裏、先頭の柳田選手が四球を選び、今宮選手がきっちり送りバントを決めて、サヨナラのチャンス

さらに内川選手の敬遠と李大浩選手の四球で1アウト満塁

犠牲フライでも優勝という状況となりました

バファローズは今年の防御率0点台と脅威の安定感を誇る比嘉投手を投入
ホークスは選手会長の松田選手がバッターボックス
かつてないほどの大歓声がヤフオクドームに響く中、1ボール2ストライクと松田選手が追い込まれてからの4球目…
左中間突破のサヨナラタイムリーヒット

ホークス、3年ぶりの優勝です

ヤッターーーーーーーーーーッ

優勝決定の瞬間、家族と抱き合い、喜びました

苦しかった…僕たちファンは見て応援するだけですが、それでも本当に苦しかった……
ましてや秋山監督や選手たちはどれほど苦しかったことでしょうか…
優勝決定後、監督も選手もほとんどの人が涙を流していましたね…
9月中旬まで「まず間違いなく優勝」と言われながら、その後は負け続け、言葉では言い表せないほど苦しかったことと思います…
ただ試合を見て応援するだけの僕が、あまり偉そうなこと言える立場ではありませんが、これほどの苦しい状況の中、本当によくやってくれたと思います

もちろん、涙を流していたのはホークスとホークスファンだけではありませんでしたね。
バファローズの選手たちも涙を流していました。
しかし、涙の理由は正反対。
試合後テレビに映ったバファローズベンチは、2010年のCSでマリーンズに破れたホークスベンチと、とても似た光景でした…
ホークスはきっと、優勝の喜びや、重圧から開放されたことによる涙だったと思いますが、バファローズは悔しさによる涙だったことでしょう。
そしてこの涙が、明日以降の両チームをより強くしてくれるんだと思います。
ホークスが優勝できたことは本当に嬉しいですが、まだまだ2014年の勝負は終わりじゃありません

次はいよいよCSです

2011年にCSを突破していますが、いまだに「短期決戦に弱い」と言われるホークスにとっては、やはり大きな壁です…
それに、きのうの負けの悔しさをバネに、バファローズがもっともっと強くなってヤフオクドームに帰ってくるような気がします。
そんなバファローズをファイターズが破って勝ち上がってきたとしたら、その勢いも侮れません

しかし、優勝できた代わりに日本シリーズ出場権は他に譲るなんて嫌です

厳しい戦いになるかもしれませんが、CSでもしっかり勝って、3年ぶりの日本シリーズに出場しましょう

長くなりましたが、最後にひとこと…
ホークス、優勝おめでとう
