昨日のブログで、ヤフオクドームのホークスvsライオンズ戦の試合前と試合後に大きなイベントがあったと述べましたが、今日はそのイベントについて書きたいと思います。
昨日ヤフオクドームで行われた大イベント…
それは「ホークス史上最強投手」と言われる大エース・斉藤和巳投手のラストピッチ、そして感謝セレモニーでした。

1995年に高校生ドラフト1位でホークスに入団し、18年間のプロ野球生活に終止符を打った斉藤投手。
通算79勝23敗
勝率.775
「負けない男」と称され、特に沢村賞を受賞した2003年と2006年は投手の主なタイトルを総なめにする大活躍を見せました。
他球団のファンの方でも、「かつてのホークスの絶対的エース」という認識を持っている方はいると思います。
ただ、これはホークスファンでも知らない人がいるんですが、斉藤投手がチームの主力投手として活躍していたのは2003~2006年のほんの4年間くらいなんです。
これほどの大投手でありながら、斉藤投手はプロ野球生活18年のほとんどをケガに苦しめられてきました。
2007年からは右肩の状況が急激に悪化し、この年を最後にリハビリ生活のスタート。
何年経っても状態が思うように回復せず、地元のホークス関連のニュースでも「まだまだ時間がかかる」という情報しかありませんでした。
個人的には「中継ぎでいいから投げる姿が見たい!」と思っていましたが、今年7月に復帰を断念…
この日、ついにユニフォームを脱ぐこととなったのです。
試合前のラストピッチでは、会場のホークスファン全員でボードを持って「和巳」の人文字を作り、「カズミ」コールで斉藤投手を迎えました(^0^)
まずは全員でボードの紫色の面をグラウンドに向け、スタンドをガッツパープル一色にします↓

※写真はちょっと部屋のライトが反射しちゃってますが(^_^;)
そしてDJが「背番号66、斉藤ー…!」と言うと、
ファン全員で「カズミー!!!」と叫びながらボードを裏返して、緑の面をグラウンドに向けます↓

あらかじめ緑の面が白になっているボードが用意されている席があって、これらがうまくそろうことで緑色になったスタンドに白い「和巳」の文字が浮かび上がるんです(^0^)!
写真は撮っていませんが、客席から見た感じでは上手くいっていたようでした♪
そしてライトピッチングへ…
キャッチャーはなんと2005年までホークスでバッテリーを組んでいた城島健司さん!

髪が伸びていて、なんだか若返って見えました(^_^)
斉藤投手も、最後のマウンドへ…

身長192cm、大きいなぁ(^_^;)
いざ、ラストピッチング!

残念ながらワンバウンド投球…
しかし、城島さんやファンの声もあり、ノーバウンド投球となるまで投げることに、笑
4投目がようやくノーバウンドでキャッチャーミットにおさまり、スタンドから拍手喝采が起こりました(^0^)
その後ライオンズとの試合を終え、いよいよ感謝セレモニーへ
まずはホークスファンを公言する歌手グループ、ビーグル・クルーによる歌のプレゼント。
そして秋山監督、本多選手会長、そして、サプライズゲストの小久保裕紀さんによる花束贈呈が行われました。

↑秋山監督による花束贈呈
その後、斉藤投手からの最後の挨拶へ…
涙ぐむ斉藤投手を見て、周囲のホークスファンでももらい泣きをする人が、
僕も泣きはしませんでしたが、すごく寂しい気持ちで見ていました。
最後に、王会長やスザンヌさんも見守る中グラウンドを一周。ホークス選手たちによる胴上げを終えて、球場を後に…
すごく残念だし、寂しいですが、ホークスを支えてくれた斉藤投手に、ファンからは大きな拍手がおくられました。
斉藤投手、本当にありがとうございました。
