こんにちは子育て中の視覚障害者、きの子です。

一番身近な障碍者割引といえば、やっぱり鉄道やバスなど交通機関のものですよね。

①鉄道、バス
基本子供料金と同じ半額になります(まれに割引率が低い会社もあるようです)。
ただし介助者と二人で乗車する場合のみ割引が使えて、二人で一人分の料金、というルールの鉄道会社も結構あり、その場合は単独乗車では割引が適用されないので注意してください。JRがこの単独乗車割引なしなのは大きいですね。
例外としてコミュニティバスなど完全無料のものがあったり、東京都や大阪市、名古屋市など地域の地下鉄や私鉄が無料になるパスを発行している場合もあります。
あと、人数としては少ないかもしれませんが障害等級4級の2以下の人は注意が必要です。
旅客割引の種別が2種になってしまうため、介助者と二人で乗る時の割引が受けられないんです。障害が軽いので介助者は必要ないでしょってことみたい。
私は障害等級が3級以下になったことがないので、1種の人だけが介助者二人分の割引を受けられるって意識したことがなかったな。
鉄道については他にも書きたいことがたくさんあるので、別の記事にしようと思います。

②タクシー
タクシーは支払いの時に障碍者手帳を提示することで1割を引いてもらえます。
これは全国一律の制度のようで、個人タクシーの場合も使えるとのことです。知らなかった。
ちなみにこの割り引かれた料金、国や自治体が負担するのではないんです。タクシー会社の負担になるそうですよ。
って聞くとなんだか個人タクシーで割引してもらうの、心苦しくなるかも…。
あと、障碍者割引とは異なりますが。
自治体によっては障碍者向けのタクシーチケットを配布してくれることがあります。
自治体に寄って利用のルールは様々で、チケット1枚が500円だったり600円だったり。1枚ずつしか使えなかったり、複数枚一度に仕えたり。
配布方法としては、1年に1度申請してチケットの束を引き取るというところが多いかな。
地下鉄が走っている地域では、地下鉄無料券とタクシーチケット、どちらかを選んでくださいね、というやり方のところもあります。
いずれにしても申請が必要だと思うので、自治体に確認してみてください。


③航空機
飛行機もほとんどの航空会社で割引があるのですが、正規料金から3~5割引きと利用時期や座席によって幅があり、使えるのは国内線のみとなっています。
またピーチ航空、ジェットスターなど割引制度を明治していない航空会社もあります。
そもそも航空券は割引チケットが広く販売されていて、障碍者割引で買うよりも割引チケットを購入した方が安い場合も多いので、私は今まで飛行機のチケットは障碍者割引で購入したことがないなあ。