家事のお手伝いをしてくれるのがホームヘルパーさん。
掃除、洗濯、料理、買い物など家事全般にわたって助けてもらうことができます。
視覚障害者の場合一般に割り当て時間は短く、自治体によっては利用が認められない場合もあるかもしれません。
利用の可否や割り当て時間の長さは、障害の重さだけではなく、家族構成などの生活環境によっても変わってくるので、申請をあげてみなければ予想がつかないようです。
たとえば全盲の一人暮らしや、夫婦そろって視覚障害者である場合は、夫が請願者である私の場合よりも割り当て時間が長くなるかもしれないということです。
現在の私の利用状況を以下に示します。
本人は視覚障害1級、夫が請願者、子供は一人、身近に援助してくれる親類なし、という条件で審査を受けました。結果週に1時間半の割り当てをもらうことができました。
週に1度主に室内の掃除をお願いしています。具体的には
・掃除機がけ
・フローリング部分の拭き掃除
・風呂、トイレの掃除
・台所のシンクやコンロ周りの掃除
その他たまに衣類のしみぬき、つくろいものなどをお願いしています。
もちろんヘルパーさんの仕事は掃除だけではないので、毎回買い物をお願いしている方、お料理をヘルパーさんと一緒に作っている方など、同じ視覚障害者でも利用の仕方は色々。また家事だけでなく、郵便物の読み上げや、書類への記入などもお願いできるようです。
★ホームヘルパーを利用するために
以下に私の場合の利用にいたるまでの流れを簡単に示します。各自治体によって、また数年前と現在では違いがあるかもしれません。あくまで参考まで。
1:各自治体の担当窓口に電話問い合わせ
2:規定の用紙をとりよせ、眼科医(できればかかりつけの医師)に診断書を書いてもらう
診断書は無料でした
3:担当者が自宅を訪問して、障害の状況や生活の様子を細かく聞き取り調査
診断書を提出してから担当者の訪問まで2ヶ月以上かかりました
3:自治体での審査を受けたのち、利用許可がおりる
1月あたりの割り当て時間もここで決定される
審査を受けて許可が下りるまでは1ヶ月以上かかりました
4:ホームヘルパーを派遣してくれる業者と契約
とにかく業者の数が多く、役所からもらった資料には会社名と住所、
サービス内容などが一覧になっているだけで、会社の規模、所属ヘルパーの数など
まったくわかりませんでした。
私は評判を尋ねられる知り合いもいなかったので、仕方なくあてずっぽうで選び
電話連絡しました
5:契約
担当者が自宅を訪問してくれ、契約書を作成しました
同時に家の間取りやつくりを確認し、何曜日のいつごろ、どんなサービスを受けたいのか
こちらの要望を伝えて、今後の方針を決定しました
6:利用開始
基本的には毎回同じヘルパーさんが来てくれます
6:利用料金は銀行振り替え
1割負担が原則で、収入が少ない場合はさらに減免されます
★追記
上の記事を書いた後、他都道府県に引越しをしました。
一度下された介護認定は数年間有効らしく、新たに診断書をとって認定を受けなおす必要はありませんでした。しかし、自治体によって割り当て時間や、サービス内容を決めるための基準が異なるようで、以前にお願いしていた家内の掃除は一切認められないことになってしまいました。その代わり割り当て時間は7.5時間から10時間に延びました。
掃除が認められなかった理由は、健常な同居家族(私の場合夫)がいるので、家族と共有で使用している部屋についてはその家族にお願いしてください、というものです。
我が家には私の個室というものはなく、すべての部屋が家族共有。結果的に掃除をお願いできる場所は一切なくなったというわけです。。
掃除に関するこのルールは一般的なもので、引越し前に利用していた業者の人からも聞いたことがありました。しかし、夫の帰宅が毎日遅い上に出張が多くなかなか掃除を頼めないこと、乳児がいるために小まめな清掃が必要なことなど、個別の事情が加味されて、引越し前の自治体ではすんなりと掃除を認めてもらえていたのです。
引越し後、自治体の担当者に事情を話し、どうにか掃除をお願いできないか検討してもらいましたが、やはり認められないという結果になりとても残念でした。
仕方がないので現在は、掃除の代わりに買い物代行と調理のお手伝い、衣類の染み抜きなどをお願いしています。
掃除、洗濯、料理、買い物など家事全般にわたって助けてもらうことができます。
視覚障害者の場合一般に割り当て時間は短く、自治体によっては利用が認められない場合もあるかもしれません。
利用の可否や割り当て時間の長さは、障害の重さだけではなく、家族構成などの生活環境によっても変わってくるので、申請をあげてみなければ予想がつかないようです。
たとえば全盲の一人暮らしや、夫婦そろって視覚障害者である場合は、夫が請願者である私の場合よりも割り当て時間が長くなるかもしれないということです。
現在の私の利用状況を以下に示します。
本人は視覚障害1級、夫が請願者、子供は一人、身近に援助してくれる親類なし、という条件で審査を受けました。結果週に1時間半の割り当てをもらうことができました。
週に1度主に室内の掃除をお願いしています。具体的には
・掃除機がけ
・フローリング部分の拭き掃除
・風呂、トイレの掃除
・台所のシンクやコンロ周りの掃除
その他たまに衣類のしみぬき、つくろいものなどをお願いしています。
もちろんヘルパーさんの仕事は掃除だけではないので、毎回買い物をお願いしている方、お料理をヘルパーさんと一緒に作っている方など、同じ視覚障害者でも利用の仕方は色々。また家事だけでなく、郵便物の読み上げや、書類への記入などもお願いできるようです。
★ホームヘルパーを利用するために
以下に私の場合の利用にいたるまでの流れを簡単に示します。各自治体によって、また数年前と現在では違いがあるかもしれません。あくまで参考まで。
1:各自治体の担当窓口に電話問い合わせ
2:規定の用紙をとりよせ、眼科医(できればかかりつけの医師)に診断書を書いてもらう
診断書は無料でした
3:担当者が自宅を訪問して、障害の状況や生活の様子を細かく聞き取り調査
診断書を提出してから担当者の訪問まで2ヶ月以上かかりました
3:自治体での審査を受けたのち、利用許可がおりる
1月あたりの割り当て時間もここで決定される
審査を受けて許可が下りるまでは1ヶ月以上かかりました
4:ホームヘルパーを派遣してくれる業者と契約
とにかく業者の数が多く、役所からもらった資料には会社名と住所、
サービス内容などが一覧になっているだけで、会社の規模、所属ヘルパーの数など
まったくわかりませんでした。
私は評判を尋ねられる知り合いもいなかったので、仕方なくあてずっぽうで選び
電話連絡しました
5:契約
担当者が自宅を訪問してくれ、契約書を作成しました
同時に家の間取りやつくりを確認し、何曜日のいつごろ、どんなサービスを受けたいのか
こちらの要望を伝えて、今後の方針を決定しました
6:利用開始
基本的には毎回同じヘルパーさんが来てくれます
6:利用料金は銀行振り替え
1割負担が原則で、収入が少ない場合はさらに減免されます
★追記
上の記事を書いた後、他都道府県に引越しをしました。
一度下された介護認定は数年間有効らしく、新たに診断書をとって認定を受けなおす必要はありませんでした。しかし、自治体によって割り当て時間や、サービス内容を決めるための基準が異なるようで、以前にお願いしていた家内の掃除は一切認められないことになってしまいました。その代わり割り当て時間は7.5時間から10時間に延びました。
掃除が認められなかった理由は、健常な同居家族(私の場合夫)がいるので、家族と共有で使用している部屋についてはその家族にお願いしてください、というものです。
我が家には私の個室というものはなく、すべての部屋が家族共有。結果的に掃除をお願いできる場所は一切なくなったというわけです。。
掃除に関するこのルールは一般的なもので、引越し前に利用していた業者の人からも聞いたことがありました。しかし、夫の帰宅が毎日遅い上に出張が多くなかなか掃除を頼めないこと、乳児がいるために小まめな清掃が必要なことなど、個別の事情が加味されて、引越し前の自治体ではすんなりと掃除を認めてもらえていたのです。
引越し後、自治体の担当者に事情を話し、どうにか掃除をお願いできないか検討してもらいましたが、やはり認められないという結果になりとても残念でした。
仕方がないので現在は、掃除の代わりに買い物代行と調理のお手伝い、衣類の染み抜きなどをお願いしています。