ウィル・バーネットは米国の画家、版画家。

国吉康雄も、また分嶋健介も、バーネットのもとで勉強した。

彼らとの関わりで日本に興味を持ったあたりから、作品の傾向ががらりと変わる。

日本の影響が見受けられる。二度目の結婚の頃には、奥様と娘さんをモデルにして

グラフィック的だけど情緒豊かな作品が多くなった。

米国では評価が高く、作品はグッケンハイム、メトロポリタン各美術館に収蔵。

ウィル・バーネット 青い自転車 シルクスクリーン

 

ウィル・バーネットの分嶋健介についての評価

「画面の中を散歩したい気になる絵を描きたい」と語る分嶋健介氏。

ヨセミテ国立公園、グランドキャニオンなどアメリカ各地を旅し、心ひかれた大自然の風景を絵にしている。

だが、その絵は具体的な風景から離れて、抽象画に近い心象風景とでも言ってよいものだ。

現場では筆をとらず、心の中にスケッチしておき、アトリエに帰って思い返しながら描く。

そのほうが風景の色、強さ、雄大さなど、自分のひかれたものがあらわせる」と分島氏。

「風景から感じたポエムを表現すると、絵がしゃべりだす。

いわば俳画の発想だ」とも。

 

分嶋健介 APRIL  シルクスクリ-ン版画 

 

分嶋氏は岡山市で育ち、京都の高校を卒業後渡米。

ロサンゼルスのシュナード美術学校(現カリフォルニア芸術大)やアート・スチューデンツ・りーぐなどで学ぶ。

1960年代、ポロックやデ・クーニングら抽象表現主義華やかな時代に作品を発表。

当時を「自己表現ではなく、流行に踊らされた時代」と振り返る。