逢言葉~溺恋~
「最初に共演した時、私はすぐに思った。ああ、この人には抵抗できない。どうにもこうにも『抵抗できない』」~キャサリン・ヘプバーン 「恋に溺れて女になる」山口路子著より~。恋に溺れてはいけないと、ずっと思ってきた。駆け引き、したり時に無視したり、他の趣味やら男友達やらを作ろうとしたり、、溺れないように、もがいてた。でも、ふと、思った。恋に溺れたらいけないの?なんで??溺れていいじゃん。彼に溺れたら、死んでしまうと思ってたのかもしれない。そもそも、足の先から頭のてっぺんまで既にたっぷりと、、溺れて、手遅れなのに、それを、認めたくなくて、必死で抵抗するものだから、力が入って、どんどん、もっともっと沈んでいく。(アンチ巨人は、巨人ファンなんだって。)溺れてないフリ、やめた!ずっとずっと前に出会ったあの日から、私は、彼に溺れている。あの日から、私は彼に全く抵抗ができず、全てを許してしまう。抵抗せず、力を抜くと、溺れていた体が、プカプカと水面に上昇する。見上げると、照りつける太陽と、心地よい波が残った。