空模様の漢字辞典
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1/15 [無] 訂正について

僕が一番書きたかった部分が抜けていたので訂正しました
本来ならばもっときちんとして書きたかったのですが、既に書いてしまっている内容と文字数制限の為、無理矢理最後にくっつける形となってしまいました。。。
 
お見苦しい点があるかと思いますが、既に読んで頂いた方も、まだ読んでない方も、よければ一度目を通してみてください
 
訂正箇所は、1/15の内容の顔文字の次からです(^v^)
 
本日ご紹介する予定であった漢字は、次回繰り越しとさせて頂きますm(_ _)m

空模様の漢字辞典-ピクチャ0019.jpg
 
さて、今日ご紹介する漢字は[無]です。
響きだけ聞くと、寂しいような物悲しいような、マイナスな感情を連想してしまいがちです。
しかし、見ようによっては実に素晴らしい漢字なんです。
 
それではまず、どういった使われ方をしているのかいくつか挙げてみますね。
虚無、無駄、無事。
例としてこの3つを。
こうして見ると、やはりマイナスの意味を持つ物が多いですね。
 
しかしここで僕は[無]という漢字の、字画の多さに興味を惹かれました。
 
何故、意味に反し他の字より多くの労力と時間をかけて書かなければいけないのかと。
 
そして思ったのが、「言葉によって打ち消された行動や時間の過程と想いが、この字には詰め込まれているのではないか」という事です。
 
そう考えて先程例に挙げた漢字達を見てみると[虚無]は、何もない。虚しい。という意味があります。
これは「自身の持つ様々なモノを費やしたのに、認められなかった」末に味わう感情です。
 
同じく[無駄]は、沢山の努力を重ねてやっと気付く事です。
 
[無事]は良い意味での使われ方ですね。
しかしこれも、様々な事を体験した結果の先についてくる言葉です。
 
このように、私達の努力した結果が報われずとも、形として必ず何処かに残るはずです。
それがすぐに実を結ぶかずっと後になるかはわかりませんが、努力した者にしか感慨無量というモノは得られない。
という事だけは言えると思います(^v^)
 
そして、その良さを知った人達は、[無]の辛さを味わっている人達に[手]を差し延べてみてください。
その[手]は、[撫]でるという行為を自然に出来るようになっていると思います。
形は無いけれど、この世で一番大きなモノだと、僕は思います。
 
 
 
 
いかがでしたでしょうか。
次回は、何かを成すうえで人が燃料とするモノについてご紹介したいと思います。
それではまた、変わりゆく空の中でお会いしましょう。

慌てる

空模様の漢字辞典-ピクチャ0005.jpg
 
 
今の時代、「忙しいのは良い事だ」とよく言われますが、
自身の容量以上の仕事や問題を抱えれば、その分だけ効率も悪くなります。
 
過度に忙しいとどうしても心に余裕がなくなり、小さなミスなども出やすくなりがちです。
そんな時にはどうしたら良いか。
 
今回ご紹介する漢字は、特にその事を体現してくれています。
 
まず、[忙]しい。
[心]に[亡]くすと書きます。
自分自身と向き合う時間が削られ、自分の中の小さな変化にも気付いてあげられなくなる。
するとどうでしょう。周囲への配慮等も次第に減っていく。
 
物事が上手く回転しなくなると、人は[慌]てます。
こうなると修復が難しくなっていきますね。
[心]が[荒]むのですから。
 
こうやって考えると[忙しい]内に、対策を練ってあげなければいけない。という事がよくわかります。
 
一日の生活サイクルから如何に無駄を無くし、大切なモノを亡くさないよう守っていくか。
これが重要なのではないでしょうか。
 
環境がそれぞれ違うため、対策も人によって様々かと思いますが、ここは[漢字事典]らしい方法を一つ紹介したいと思います。
 
 
 
[忘]れる、です。
忙しいと同じく心と、亡くす、と使っている漢字は同じですが意味は全く違いますよね。
 
すぐに解決出来る問題でなければ、これも一つの手かと思います。
 
文字が並べ替えるだけで全く違う物になるように、僕達の目の前にある問題も、案外すぐ近くに解決の糸口があったり、発想の転換次第でガラリと状況が変わる事だったりもするんですよね(^v^)
 
という訳で今日はこの返で。
 
 
 
 
いかがでしたでしょうか。
次回は目に見えないモノで、更には存在すらしない事になってしまう…けれど、いろんなモノが詰まってる。
そんな漢字をご紹介したいと思います。
 
それではまた、変わりゆく空の中でお会いしましょう。