何となーくですが、いつもバレエの身体の使い方を考えています。
自分のことも生徒さんのことも・・・

ぼーっとしていた輪郭がはっきり見えるようになって、これはもしやこんな風に考えたら良いのではないか???

これがいつものパターンです。

身体の使い方に納得がいかないことがある時に・・・

仮説を立ててイメージを膨らませて今までのイメージを払拭してレッスンに臨みます。
(もちろん家でいきなり立ち上がって確認することもありますが

そして、レッスンを受講するときに自分の身体を使って実験くん
仮説が実証されることもありますが、見当違いなこともあるわけで

でも、こんな風にやっていきながら前に進んでいくのがちょっと楽しみでもあります。


一般的にバレエのクラスで先生が言われる言葉はだいたい似てますね?

「股関節からターンアウトして!」
「身体を引き上げて!」
「つま先を伸ばして!」

などなど・・・

大人だから言っていることはよくわかる
でも、その言葉の本来の意味はどこに????

「股関節からターンアウト」って具体的にどこから?
「身体を引き上げる」ということはどこか下げなくてはならないよね?
「つま先を伸ばす」これを逆に考えたら土踏まずを縮めるっていうことじゃない?

言葉の裏にどんな意味が隠れているのか?

もし、本を読むのでしたら書かれている内容がどういう意味でこんな風に書かれているのか、って考えますよね?必死に想像したり探ったりしますよね?

でも、視覚が優位だとつい目に頼ってしまって頭で言葉の意味を考えないのかも。

例えば、ポイントに伸びた足を見て、つま先を伸ばすことに気をとられ真似だけしてしまう。
つま先を伸ばすことの意味はなんなのか?

そんな事、色々考えて・・・考えて・・・

しっかり咀嚼して栄養にしてから生徒さんにお伝えするんです。
これが私の役割だと思っています。

これからも続きます。

仮説→実験→成功か失敗か??