you & i -78ページ目
熱中症 ……
たっぷりと 潤(うるお)った
君の素肌は
眩しいほどの 白だった
真夏の風が
ドレスの裾を 揺らすたび
甘い香りに 包まれて
パグの記憶を 呼び覚ます
真夏の意味を 探るかのよに
恐れを知らぬ 唇が
ゆっくりと 求めてた
含んだ水は 汗(しずく)となって
感情を 冷ますようにと
頬を伝わり 流れゆく
落ちた雫(しずく)を
目で追いながら
尻尾(しっぽ)を丸めた
パグはポツリと
呟(つぶや)いた
黒いパグには 気をつけな
惚れさせたのは 君なんだ
だから言ったろ
ねっ チュウ しよう ……
☆

