この子は私の妹です。
名前はちび
柴犬の女の子で16歳。
私が3歳のころからずっと一緒にいます。
美人だと思いませんか?
昔から、とても目がクリクリしていて、家では時々ゴマちゃん(漫画『少年アシベ』のゴマフアザラシのゴマちゃんに似て可愛いから)って呼んでいます

柴犬だからか他人にはあまり懐かなくて、よその人に威嚇したり噛んでしまったりと大変だったこともあったけど、私たち家族にはいつも、ちぎれんばかりに尻尾を振ってくれた可愛い子です
今まで、病気に一度もかからず、ずっと元気でした。
最近した健康診断でも全く異常はなく、獣医さんに褒められました。
でも、16歳になってから元気がなくなってしまったのです。
今では、寝たきりの状態。
耳も聞こえません。
最近は、食事も受け付けなくなりました。
やせ細ってしまい、可哀相で・・・世話をしているだけで涙が出てきます。
多分、年を越すことはできないと思います。
そう考えただけで、涙が止まりません。
今までも、2匹の犬、4匹のハムスターとの別れを経験してきたけれど、何度経験してもやっぱり別れは辛いです。
私には、子供のころから大好きな絵本があります。
それは『ずーっとずっとだいすきだよ』という本です。
(本の内容:犬のエルフィーと男の子は大の仲良し。一緒に大きくなりました。
でもエルフィーは犬だから、男の子よりもずっとはやく大きくなりました。
そしてだんだんと老いて、太っていきました。男の子は寝る前には必ず、「エルフィー、ずーっと、だいすきだよ」と言ってあげたのでした。男の子の家族もエルフィーのことを大好きでしたが、誰もそれを口に出しては言いませんでした。
ある朝、目を覚ますとエルフィーが死んでいました。
みんな悲しくてたまりませんでしたが、男の子は毎晩エルフィーに「ずーっと、だいすきだよ」と言ってあげていたので、いくらか気持ちが楽でした。男の子は、今後動物を飼うときは、きっと毎晩「ずーっと、ずっと、だいすきだよ」と言ってあげよう、と思うのでした。)
この本を読んだ日から、私はよく、ちびに「大好きだよ」と言ってきました。
寝たきりになり、家の中で一緒に過ごすようになってからは、毎日、抱きしめて「ずっと大好きだよ」と言っています。
耳は聞こえないかもしれない。
でも、きっと心には届いているはずだから、今日もそっと抱きしめて私の気持ちを伝えます。
ちび、ずーっとずっとだいすきだよ。