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さて、起立性調節障害という私にとっては聞き慣れない病名を告げられた我が子…
何軒も病院の門をたたきましたが、出せる薬はないと言われて正直なところ途方にくれました
あ、でもね、一軒だけ「見切り発車でお薬だそうか？」と言ってくれた
ところがあったんです
体調を崩した当時の不調は多岐にわたっていて
・微熱が続く
・車酔いしやすくなった
・腹痛、食欲不振、吐き気など胃腸障害チック
・頭痛
・倦怠感
等々…
当時10歳だった子にとって、不調のオンパレードを言葉にして
訴えるのは難しいことのように感じました。
親や医者に的確に伝えきれない
なぜなら初めての経験だから、体感としても語彙の面でも、
うまく伝えることが出来ないんです
私もかかりつけの小児科、頭痛外来のある脳外科、
漢方の扱いのある小児科などなど、
子供の訴えに合わせてあちこちと調べては連れていきました
産婦人科のママ友や看護師をしているママ友が紹介してくれた先にも出向きました
その中で、頭痛外来のある脳外科のお医者様が、いろいろと問診をして血圧を測って、片足立ちなどをさせた後で、
「血圧をあげる薬を飲むと効果があるかも」
とおっしゃいました。
血圧をあげる薬？？？
高血圧の方が血圧を下げる薬を飲む、ということは
聞いたことがありましたが、血圧をあげる薬があるんですか
確かに測っていただいた血圧ははっきり覚えてないけれど、
上が95くらい
あれ？ちょっと低いかなとは思ったのですが、薬で調節しなくてはいけないほど低い数値なのか
すべての不調は低血圧のせいなのか
私も夫も家系的に低血圧の人っていない気がするけれど遺伝的要因は関係ないのかしら
頭の中にたくさんの疑問が湧いている私にお医者はこう言いました。
「本来は検査をした後で、データに基づいてクスリの量を調節して
出すのだけど、来週学芸会があるのなら、それに出るために
見切り発車でお薬出してもいいよ」と。
その検査は予約が取れるのが2週間ほどあとになるので、
それまで検査はお預け
うーん、学芸会には行かせてあげたいけれど、検査なしに
血圧をあげる薬を10歳の子供に投与していいものか？？？
そこで本人に確認しました。
「学芸会、出たい？」
出たい、と言われたら降圧剤を飲ませるのか？と自問自答しながらの質問でした
体への影響と本人の希望とどちらを優先すべきか？
子供に聞いておきながら私がその思いを否定するかもしれないのに、その覚悟はあるのか？と一瞬のうちに様々な思いがよぎりました。
ところが子供が出した答えは、
「学芸会、出れなくてもいい」
というものでした。
拍子抜けした気持ちと安堵の気持ちと悔しい気持ち、
これまた様々な気持ちが沸き上がりました
が、本人曰く、これまでお休みがちになってしまっていて思うように
学芸会の練習が出来ていない。当日だけ無理していっても周りにも
迷惑だし、自分も楽しくない。
だから今年の学芸会はいかなくていい、と言うのです
冷静にこんな決断ができるなんて！
登校したい気持ちもあるだろうに…と気持ちが揺さぶられましたが、検査なしに血圧の薬を飲ませることにはやはり抵抗がありましたから、見切り発車の投薬をお断りできたのはあとから考えても本当にいい判断だったと思っています
そして検査の予約をして帰途についたのですが…！
長くなりましたので、続きはまた明日にしますね
今日もお読みくださりありがとうございました❣
良き一日をお過ごしください
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Sayaka＊アロマ講師＊不登…のmy Pick