今ここから茶人への道~第二席-111022_124547.jpg

高田での上越記念茶会は、浄興寺から料亭・宇喜世へ。

まず江戸千家の薄茶席がすぐ入ることができるということなので、待合の部屋へ。

少し待っただけで本席へ入ることができた。

こちらも広い広間。

御亭主様曰く、親鸞上人がテーマだから地味めな道具組を考えていたが、会場が立派なので・・と。

入った時から思ったが、料亭・宇喜世は建物が素晴らしい。

欄間、柱などが、、

素晴らしい!

実は料亭・宇喜世は、国登録有形文化財である。

記録は無いそうだが、200年前からあるようだ。

なるほど、この御席の部屋もなかなか、、

こちらは蒔絵台子のお点前。

お客様がグルッと台子を大きく囲むような位置だ。


印象に残ったお道具は

花・・南京ハゼ 別の場所に実が置いてあった。

お菓子・・虫の音 大杉屋製

黄色地に草のような絵

釜・風炉・・不白好 大国藤兵衛

透木釜だった。炉ではなく風炉なんだけどね。

替茶碗・・朝鮮唐津

近くで拝見させていただく。

茶碗の見込が不思議な色。これは遠目では判らないな。

御席を出て、もう一席の薄茶席の受付へ。

こちらは1時間近く待つようだ。

その間に点心席へ行き、お昼御飯だ!

こちらは椅子席だ。

空いている席に座り、お弁当を頂く。

隣り合わせになった女性(同年代くらい?)は、同じ社中の方たちと参加していたようだが、私にも話かけてくれた。

私が遠方からの参加と知ると、高田の見所や良い時期などを教えていただいた。

私は人見知りなので、アウェーのお茶会では、人との交流を期待していない。

交流無しでも、参加するのは大丈夫という、何とも変な性格(笑)

話し掛けて頂いた方のお陰で、点心席での時間はあっ!という間に過ぎた。

ということは、最後の薄茶席はあと少しで始まりそうだな。

待合で待たせて頂く。

こちらは、庭が見える部屋。

部屋はやはり立派だったな(驚)

続きは次回!