高田での上越記念茶会は、浄興寺から料亭・宇喜世へ。
まず江戸千家の薄茶席がすぐ入ることができるということなので、待合の部屋へ。
少し待っただけで本席へ入ることができた。
こちらも広い広間。
御亭主様曰く、親鸞上人がテーマだから地味めな道具組を考えていたが、会場が立派なので・・と。
入った時から思ったが、料亭・宇喜世は建物が素晴らしい。
欄間、柱などが、、
素晴らしい!
実は料亭・宇喜世は、国登録有形文化財である。
記録は無いそうだが、200年前からあるようだ。
なるほど、この御席の部屋もなかなか、、
こちらは蒔絵台子のお点前。
お客様がグルッと台子を大きく囲むような位置だ。
印象に残ったお道具は
花・・南京ハゼ 別の場所に実が置いてあった。
お菓子・・虫の音 大杉屋製
黄色地に草のような絵
釜・風炉・・不白好 大国藤兵衛
透木釜だった。炉ではなく風炉なんだけどね。
替茶碗・・朝鮮唐津
近くで拝見させていただく。
茶碗の見込が不思議な色。これは遠目では判らないな。
御席を出て、もう一席の薄茶席の受付へ。
こちらは1時間近く待つようだ。
その間に点心席へ行き、お昼御飯だ!
こちらは椅子席だ。
空いている席に座り、お弁当を頂く。
隣り合わせになった女性(同年代くらい?)は、同じ社中の方たちと参加していたようだが、私にも話かけてくれた。
私が遠方からの参加と知ると、高田の見所や良い時期などを教えていただいた。
私は人見知りなので、アウェーのお茶会では、人との交流を期待していない。
交流無しでも、参加するのは大丈夫という、何とも変な性格(笑)
話し掛けて頂いた方のお陰で、点心席での時間はあっ!という間に過ぎた。
ということは、最後の薄茶席はあと少しで始まりそうだな。
待合で待たせて頂く。
こちらは、庭が見える部屋。
部屋はやはり立派だったな(驚)
続きは次回!