最初に病院で処方された薬は、今思えば

軽い安定剤のようなものだった。


これも"うつ病あるある"のことのようだが、

うつ病をなかなか認められない、
そして薬に頼りたくない

自分がいて、

処方された薬を
ほとんど飲まない日が続いた。
  

代わりに、内科で体調不良を訴え
血液検査をしてもらったり、
“更年期”に違いない、と思い、
漢方薬を飲んだりしてみた。


もちろん体調が良くなることは
なかった。

むしろ自分を責め続けたり、
情緒不安定さが増し、
とにかく頭と心が
おかしくなりそうだった。

その頃、ちょうど”反抗期”を迎えた
息子とのバトルも激しくなり、
イライラも募るばかりで、
鬼のような母親になっていたと思う。


うつ病は心ではなく、脳の病気だと
思える余裕なんて、全くなかった。






咲いたばかりなのに、数日で散りゆく牡丹