メリー!
いかがお過ごしでしょうかイヴ!
もうとっくに師走です。
なんか今年あんまり更新した記憶がないこのブログですが師走。
いろいろここまで更新しなかった言い訳とか考えるの面倒なんでさっさと結論の記事から書かせていただきます。
こないだ野暮用があって川崎まで出たのですが、その時のお話。
ロデの住処から川崎まで出るためには紆余曲折を経てサンレッドのオープニングでも有名ないい色・イエロー南武線で行くんですけど、目的地川崎は南武線の終点なのね。
ほしたら、途中の駅で結構ヨボヨボのおじいちゃんが乗ってきたの。
もちろんジェントルメンなロデったらさらっと
「おじいMEN、こちらどうぞ」
席を譲ってそれが実は長者番付トップのおじいさんでゆくゆくは養子にとか言って多額のお金を・・・お金だけではなく孫娘の峰不二子と結納を!だがしかし、ロデには愛する奥様が!ぽいっと捨てちゃいましょう!!うほほ~い!!
とかゆうことは全くない。てかそんな爺さんが電車乗ってたりしない。つーかその前に俺が座れてないし。大体うほほいとか言うわけがない。こんなこと書いて夕食あるかどうか不安でしようがない。
で、話それたけど、その爺ちゃんが本当になんかブーメランみたいに腰が曲がってるの。
“く”の字。
荷物を網棚に上げたかったみたいだけどそれも両サイドの人に援護されてやっとてな感じだったから。
あまりにもつらそうで、前にいる奴代わったれよ、と思って前の席見たらこんな布陣。
___________
爺 婆 眼鏡 爺 爺 婆
俺 男 “く” 女
※線の前にいる人が座ってる人と思ってください。
日本の高齢化社会って怖いね。
でもまぁ一縷の望み、眼鏡君(推定大学生)、彼がやってくれると思ったら・・・爆睡。
しかも多分嘘寝。周りもカイジばりに“ざわざわ”してた。
あいつ
ヒドイ
KY
しょうがないね~いまどきの大学生は。
という満場一致のため息がもはや元気玉のように固まってぶつけれそうだったからな。
とまあそうこうしているうちに電車は間もなく終点川崎。
車内にも恒例のアナウンスが・・・
『次は終点川崎~川崎。この電車は折り返し運転は致しません。車庫に入りますのでどちらさまもお忘れ物~』
その瞬間、まさにその瞬間ですよ。
もはや全く眼鏡のことなんかみんな忘れてたんですがいきなり眼鏡、カッ!と目を見開いて立ちあがり開口一番!
眼鏡「おじいさん!こちらの席どうぞ!!」
・あの時はもうだめかと思った。よく笑わなかったと自分でも不思議です(乗客A)
・座らせてあげたい、その思いが胸に広がって春の高原にいるようでした(乗客B)
・日本もマダマダ捨てたもんじゃないです。明日の日本へ出発進行!!(車掌さん)
・エルメスたん、萌え(電車男)
・それでも僕はやってない(痴漢者トーマス)
もう全米が震撼した!グワングワン揺れた。
あぁタヌキ寝入りではなく本寝だったんだと思ってさ、彼のそそっかしいところに微笑みが漏れそうだったその刹那、世界はまた震撼することになる。
爺「あぁ、ご親切にありがとうございます」
・・・
・・・・・・じ
じじい座りよった!!!
逃げて!爺さん逃げてって!!!車庫行っちゃうから逃げて!!!!
眼鏡は何も気づかずかなんか知らんけど颯爽と降りてくし、みんなが席を立つ中爺さん独りちょこんと座ってもはやあ彼岸に行きそうなくらいウトウトしてるし。
な、なんてシュール・・・
結局多分駅員さんに起こされて降りたんだと思うけど網棚に上げてもらった風呂敷包、忘れてないかそれだけが心配です。
とまぁそんなこんなでも元気に生きてます。
もしかしたらまた年内かくかも知んないけどかかない確率、パ(ハンパの略・俗語)じゃないんで先に言っておきます。
本年もご愛読ありがとうございました。
ロデオさんの次回作、ご期待下さい!
また、来年~!!
・・・とか書くとまた年内書いたりするんだろうな・・・