何かの本でよく見る言葉。
パズルの中に同じピースは一つもないように、同じ人間は、1人もいない。
パズルのように
人生はいろんな人と繋がることによって生かされている。
凹んでいるところは隣の人に助けてもらいながら
隣の凹んでいるところは
自分の出ているところで補いながら。
ある時
一本の桜の木から
『自分の役割を知る』ことの大切さを
教えてもらった。
教えてくれたのは
渋谷駅ハチ公の銅像のところにある
桜の木。
この桜はどんな気持ちでここにいるんだろう?
普段はそんなこと考えたこともないけど、なぜかその日は気になった。
想像してみた。
どこかで育ったこの桜は
トラックに乗って渋谷にやってきた。
植えられた場所は渋谷駅の街のなか。
植えられたはいいけど
足元はコンクリートで固められた。
次々に周囲に高いビルが建てられ
煙草の吸い殻を足下に平気で捨ててゆく人たち。
おまけに排気ガスと大音量の騒音。
もし、自分がこの桜だったら
現状に虚しさだけがやってきて
腐って枯れていくんだろうなぁ…
ところが
冬を越えて春になる頃
こんな環境に置かれながらも
その桜は見事に満開の花を咲かせる。
そして
みんな笑顔で桜の写真を撮って
幸せそうな顔をしている。
それを考えていると
静かな感動がじわじわとやってきた。
『世の中がどうのこうのは関係ない。
周りがどうのこうのでもない。
今の現状も関係ない。
わたしは桜。
できることは花を咲かせること。
ほんの少しの時期だけど
それでも去年より1日でも長く
去年より美しく花を咲かせることが
わたしの役割。
誰かがわたしを見てくれて
元気になってくれたら
こんなに嬉しいことはない。
わたしはわたしが出来ることをやる。
君も君が出来ることを
ただただやればいい』
桜の愛情は
想像してた何百倍も大きかった。
マザーテレサはこう言った。
『大切なのはどれだけ与えるかではなく
与える時にどれだけの愛を込めるかです』
人と比べた愛じゃなく
自分なりの愛でいい。
自分なりの方法でいい。
他人の評価を求める必要はない。
自分が出来ることを精一杯やろう。
それでいいんだ。
いつも励ましてくれる仲間たち。
みんな大好き

