枕元を囲むように、たくさんのぬいぐるみを並べていました。
飼い主、幼き頃の話です。
うつらうつらしながら、そっと手を伸ばしフワフワのぬいぐるみを撫でる。
その手触りに誘われ、空想は始まります─────
大きくて綺麗な、お城みたいなお家に1人で住んでいる自分。
広い庭の向こうの立派な門扉から、犬ちゃんたちがやって来る。
犬ちゃんたちはノアの方舟よろしくペアになっての入場です。
先ずはデッカくて黒い犬とデッカくて白い犬
多分ニューファンとグレピ
次は白いオシャレ犬と黒いオシャレ犬
多分ウェスティとスコティッシュテリア
あぁ、コリーとミニコリーもセットだな!
当時ミニコリー呼びもメジャーだったよね?
あとは近所に住んでる101匹わんちゃんと、幼稚園のそばに住んでるセントバーナード と────
あとは〇〇ちゃん家で飼ってるクリーム色の犬とー、〇〇君家で飼ってる柴犬みたいな犬とー…
この辺で、子供の知識は限界を迎える。
犬種はさっぱり分からないものの、だいたいのイメージで多種多様な犬ちゃんがペアになって続々と入場してきます。
ニコニコと楽しそうで元気いっぱいの犬ちゃんたち。
一緒に駆け回り転げ回り倒れ込んで、そのフワッフワの毛に指を差し込み、たくさんの犬ちゃんをモフモフ撫でて撫でて……
枕元のぬいぐるみに小さな手を伸ばしつつ、毎夜空想は広がります。
想像した事が最初から最後まで全部本当になったら良いのになぁと、半ば本気で願いながら。
─────さて。
そんな、ややメルヘンな空想を夜な夜な繰り広げていた子供は、いい大人も大人も大人になりました。
かつて空想したような立派な門扉のある大きなお城のような家にはもちろん縁がなく、普通の建て売り住宅で極々地味に暮らしております。
……遠いな、空想メルヘンの世界!
早くも冬の気配が漂う寒々しい北北海道、ストーブに当たりながら本を読む。
未来を夢想して楽しむような齢でもなく、想像はフィクションの中にしかありません。
だけど今、ゴロゴロ寝転んでページを繰りつつ手を伸ばした時。
もう小さくはなく年齢を刻んだこの手に触れるのは、ぬいぐるみではなく─────
⿻𓅪˒˒⿻𓅪˒˒⿻𓅪˒˒⿻𓅪˒˒⿻
どうも!
定期的にポエム文を公開する癖(へき)のある大人です。
ダラダラゴロゴロとストーブ前に陣取り、くっついてくる4姉弟をモフモフし続けていたこの日。
それは雪よりも冷たいみぞれが降ったため、外遊びをサボっていたからで
しかし翌日もみぞれ混じりの雪、2日連続引きこもる訳にはいかず絶対いかず
次回、今シーズン初の雪遊びの様子です。
今度はポエマー発動しないので良かったらまたお付き合いを!すーちゃんに応援のクリックをどうぞよろしくお願いします☆↓↓↓
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