こんにちは、chai candle です*
3.11
すっかりサボってしまっていたブログ…
今日はタイトルそのままです。
東北沿岸部に住んでいると1月末頃から少しずつ報道陣の動向などから自然と3月11日を意識せざるを得なくなります。
そりゃ、あの1日で何万人もの人の生活や人生が大きく変化しているので仕方ないのですが…
地元ではないですが、地元のようなこの陸前高田に戻ってきて数年、この日まで、そしてこの日をどう過ごしたらいいものか考えさせられます。
私事ですが、夫の両親(今の会社の代表だったお二人)は震災で犠牲になりました。
そして主人はその子ども、震災孤児になります。
(当時は学生ですが成人していたので色んな手続き等は親族と手分けして行っていたようです)
当時から(現在もですが)、震災遺児・孤児や被災した方々はメディアで多く取り上げられてきました。
その中で、どうしてもそういった扱いに疲れてしまうことや、煩わしくなってしまうことも。
あの日を境に現在も、街の風景が一変しています。
12年経って”やっとここまできたか”という前向きな部分と、”あの街はもう無いんだ”と改めて虚しさを感じる部分と両極端な思いが混在します。
地元の人の中には、今でも震災のことをあまり考えたくないという人もいらっしゃいます。
なので、当店ではあえて黙祷や震災を意識したようなことは行いません。
『非日常を味わえる空間』を大事にしているため、”日常”や”現実”を意識させられることは他でもできるので、そういったことから少し離れたい方に寄り添った営業方針をとっております。
12年経っても東北・被災した場所を気にかけてくださる方々への感謝を忘れず、また明日からもいつも通りを大切に営業していこうと思います☺