先日、加藤諦三さんの本を買った。
加藤諦三さんの本にはどれも
『これ私だ』という事が書いてある。




神経症の親。


モラハラ旦那。


愛されたいと渇望し

自分は価値の無い人間だと

生きづらさを抱えながら死んだ様に生きる。




昔、夫に何故モラハラするのかを聞いた。

『お前がオドオドしてるのが悪い』と言われた。

(オドオドしてるなど言われた事がない。

その様に夫が仕向けて、虐めても良い理由を作り出しただけ。)




夫に殴られて顔面骨折した時は

顔面のアザが治ってから親に報告した。

親が見たら悲しむと思ったから。




アザが治ってから両親に話しをすると

『どこの家庭もそんなもの。

 旦那を怒らせるお前が悪い』



『貴女は世間を知らないから驚いたでしょうけど、男が女に手をあげるという事はどこの家庭でもよくある事なのよ』と少し満足げに笑った。



『警察は無料なんだから何回でも何人でも

 呼びつければいい』と笑いながら言われた。



殴られてへし折られた心が、更に砕け散った。



逃げれば良いと思うかもしれない。

でも元々自分の足で立つ事が出来なかった私には逃げる事もできなかった。



私は物心ついた時から

ずっと『◯にたい』と思っていた。



夕方になると訳もなく涙が出てきた。



夜になると、また明日も生きなければならないと思うと寝るのが恐怖だった。

リベンジ夜更かしなんかじゃない。

私には心理的安全が無かった。

今も睡眠導入剤は手放せない。






私は昔から明るいと言われてきた。

友達は良い子ばかりで恵まれてるし

職場でも大切に扱って貰う事が多い。



だけど肝心の家族には

ずっと人としての尊厳を踏み躙られている。



私はこの事をずっと周りに隠していた。

自分がこんな扱いを受けているとバレたら

嫌われてしまうと思ってた。





そうやって生きていて…




今の職場で

とても心の優しい人に出会った。



少年マンガの主人公みたいな人。



私がミスした時は

『僕がちゃんと伝えてなかったから』と

かばってくれる。



私がお局様に目をつけられた時も

『守るから大丈夫』



職場での立ち回り方も教えてくれる。

『こうした方がチャコさんにとってプラスだと思うから』



金曜日の帰りには

『良い週末を過ごして下さいね』



寒い時は

『暖かくして風邪をひかないで下さいね』



暑い時は

『水分とって頑張りましょう!』



具合が悪いから早退しますと言えば

すごく驚いて心配してくれたり。



『何かあったらなんでも相談して下さいね。

もしチャコさんが居なくなってしまったら、僕もみんなもとても困ってしまいます。』と。




私だけではなく

誰に対してもそういう感じの人。

だからみんなに好かれてる。




その人と毎日すごして

心のこもった言葉をたくさんかけてもらった。

幸せなシャワーを浴びるように。



そのうちに心のコップが

満たされてるのに気付いた。




大事にされてるなぁ…と思えたし

この人が大事にしてくれるなら

私は大事にされるべき存在だと思えた。



今の職場では皆、私の仕事を喜んでくれる。

存在そのものを大事にしてくれる。



私にも人を笑顔にできる力があるんだ。

私にも光り輝く価値がある!!



そう思えた時、

母親の事も旦那の事も怖くなくなった。



私が強くなってからは

旦那はモラハラという手段を使えなくなった。

15年も虐げられてきた関係が、一気に逆転した。




母親に対しては諦めがついた。





私は自分を取り戻した。







職場の優しいその人は、私が帰る時間になると私の席に来て明日の仕事の話しをする。



メールでもいい内容なのに、席に来てちゃんとコミュニケーションを取ろうとしてくれる。



誰に対しても誠実で、愛があって、

私が嫌がる様な事をする人じゃないと

わかっているから安心して話せる。



『お疲れ様でした。

 また明日もよろしくお願いします。』



笑顔で会釈して席に戻っていく。



私が怯えていた『明日』に、希望を与えてくれる人。



やっと私は自分の足で立てる様になった。

今は自分で自分を守る事が出来る。



彼は私にとって命の恩人。。



また楽しい事、嬉しい事に

たくさん出会いたいから楽しく頑張ろう。



私は自分の前向きな所が大好きだ。



加藤諦三さんの本には、


『まずは現実を受け入れる。

 不遇であった事実を認める』とある。



そして

『私は幸せになる』

そう覚悟を決めるのだと書いてある。




私、幸せに生きていこうと思います。