前回の食欲不振になり吐いてしまったレアを連れて病院へ、の続きになるキョロキョロ

膵炎の診断を受け点滴をしてもらい無事に家に着いたのがお昼前。

すぐすぐご飯ってのはやめとこう。
晩に元気そうなら少しずつあげようかな。

午後は仕事に行った。
心配ではあるが点滴もしてもらってるし、今のところは何も出来ることはない。
それに、先月私が体調を崩して休んだためこれ以上休むのも気がひけるショボーン


いつも通り帰る。
レアはどこにおるかな?←前足だけであちこち移動する汗
元気になったかな?

玄関を開けて飛び込んできたのは、壁にベタっと張り付いて伏せの体制で寝ているレアだった。

「レアーーー!どや?」と声を掛けながら寄って行った。

レア?レア???

呼吸はしている。
でも、反応がない。
目を開けないし、身じろぎもしない。

レア?

抱き起こす。
ゴム人形みたいにグニョングニョンだ。
DMが進行するにつれ本人の意思で身体に力が入らないためグニョングニョンはこの時だけというものでもなかったが、いつも以上に力が入っていない。

ゆすってみる。
ちょっとパシパシしてみる。

反応がない。
閉じた瞼の下で目が動いたりという気配もない。

鼻は乾いて、口は半開き。垂れるというほどでもないが少し舌も出ていた。


ヒヤリとする。

抱きかかえたが意識がないのでされるがままだ。

ダランとした首を支えて話しかけるも目を開けない。

口をめくっても反応なし。

瞼を開けると瞳孔が開いてる気がした。

急変したのだ。仕事中にレアは苦しんでずっと鳴いていたに違いない。

最近はストレスから自分の前足を舐めたりかじったりしていた。
その跡がわかる。

可哀想に。しんどかったな。ごめんな。
痛くて鳴いてたのにイライラしてごめんな。
起きて。もう一回チャンスをちょうだい。
レア。レア。

涙が溢れる。

起きて。起きてよ。

反応がない。

あ、死んでしまう。今夜このまま死んでしまう。
またアキみたいにうちを置いていく。
耐えれん。

そう思った。

職場にレアたちを可愛がってくれる子がいる。
レアたちの話や写真をみて喜んでくれる子。
私の体調が悪い時には散歩を買ってでてくれる。


アキの時は死に目にも死んでからも会わせてあげられなかった。
だから連絡をした。

自宅に帰る途中だったようだがその足ですぐさま来てくれた。

来るなりレアに駆け寄り、
「レア様ー!レア様ー!」と泣きながら撫でている。

「動けへんし、反応せーへんねん。ずっと抱っこしてるけど…。レアが死ぬー!」

2人でレアの名前を呼んで撫でながら泣いていた。

「あ!レア様!ちょっと手が動きましたよ!」

え????瞼を開けてみる。

「ちょっと!!もう少しゆっくりしてあげてください!ムキー

いや、気のせいかな。相変わらず力が入っていない。

「レア様!目動きましたよ!」

私の位置からは見えないので、レアを抱え上げて覗き込む。

「ちょっと!!!!もう少し優しくしてくださいよムキー

いや、してるしてる。こっちも焦ってんねん!
ほんまに動いたならちゃんと見たいやん!!


よっぽどうるさかったのだろう。
レアが目を開けた笑い泣き


おおおおおおおおおおお!戻ってきた!!

でも、すぐ白目をむく。
呼吸は穏やかにしてる。

しばらくすると、ごくごくたまーに目を開けるようになった。
でもずっと見ていないとわからない程度。
それでも希望が見えた!

この状態で徐々に体力と気力が戻ればレアは大丈夫かもしれない。
今夜が峠というやつか…。
長い夜になりそうだ。

私たちはずっとレアを見つめて、動いただの動かなくなっただのギャーギャー騒いでいた。
激しく一喜一憂する。

職場の子は、レアに顔の前に寝そべってレアの顔を見ながら添い寝していた。

「レア様がまた白目むいた!息してないかもしれません!」

おい!よく見ろ!お腹は動いとる!

「あ、顔しか見てなかったから!」

恐らくこの騒がしさがレアを引き戻したのだろう。

とりあえず、ホッとしたらお腹がすいてきた。
また急変するかもしれない。腹が減ってはなんとやら、なので出前をとってご飯を食べた。

職場の彼女はずっとレアの鼻先に手を当てて、呼吸がしっかり出来てるかを確認しながら食べていた。
お腹をみろ。

とりあえず私がお風呂に入るまでは一緒にいてもらった。

「ちゃんとあったまってくださいね!お風呂浸かった方がいいですよ。私が見てるんで!」

いやいや、もうええ時間やしシャワーだけで出てくるよ。すぐ出てくるわ!

と、お風呂に向かった。

「ちょっとちょっとちょっと!!!!レア様が白目むいて動かないんですけど!どうしたらいいですか!!!!どーしよう!!!死ぬかも!!!」


落ち着け!目だけ見るな!全体を見ろ!

「あ、大丈夫でした!」

帰って来た時はグッタリで全く反応がなかったのに、彼女が叫ぶたびにレアがびっくりして少し目を覚ますようになったらその光景がちょっと笑えた(笑)

うるさいよな(笑)体力回復してんねんから寝かせてほしいよな(笑)


レアが反応してくれるようになった事と、私以上に取り乱す彼女のおかげでだいぶ気持ちが落ち着いた。

レアもなんとか大丈夫そうだ。
「今日はレアの横で寝るわー。急変したらあかんしな」

22時は回っていた。明日も仕事なので、彼女にはお礼を言って帰ってもらった。ほんまにありがとうおねがい

落ち着いたレアを寝室に連れて行く。
いつもは寝室では寝かせないが今夜は連れてきた。いちお足に頭を乗せてしばらく様子を見る。



今は体力を回復させるためにひたすら寝るって感じかな…。

よし大丈夫そうや!寝るか!
ん?寒っ。

夏場ならまだしも、肌寒くなってきたその頃は布団もなしでレアの横で寝ると風邪をひきかねなかった。

んーーーーキョロキョロごめん、レア!布団で寝るわなキラキラ


うわ、どーしよ。めーーーーっちゃ静か!
レアの寝息。ロイの物音。だけ!!!!
いつものワンワンがない!
何ヶ月ぶり?こんな静寂で寝るのえーん

朝から病院に仕事にレアの危篤状態と、非常にハードな1日だった。もちろん連日の寝不足もある。

スヤスヤーーーーっと眠りについた。

夜中に目が覚めた。レアの安否確認をすると、問題なく静かに寝ていた。呼吸も穏やかキラキラ

峠は越えたな!よかった!
静寂を堪能しながら再び眠りについた照れ