先週末だっけ?
そうそう、先週末だ。
結婚記念日旅行で、中日のランチにね、河口湖まで路線バスの旅をしましてね。
ほうとうを食べに行ったんですよ。
5年くらい前になるのかな?
初めて こちら「ほうとう不動」さんのほうとうを食べて
その シンプルながらも野菜の甘みに包まれたお汁と
プリッと歯ごたえのある麺のファンになりまして。
一度は、同じような有名店「小作」さんにも行ってみましたが
我が家は、やっぱり「不動」派です。
だだ広い土間と畳の間と、そこから見渡す厨房は、
シンプルながらも活気に満ち
きっと、武田信玄公の時代には、こうして腹ごしらえして
出陣して行ったのではないかと思うのであります。
二十四将の肖像画が居並び、その奥の上座には信玄公の肖像画が。
日本史派のダンナちゃんのおかげで、
もっぱら世界史派だった私も、少々詳しくなりましたわ。
そんな信玄公が睨みをきかす その下で
シンプルな品揃えの中から私たちが迷わず選んだのは、
私たちは、昼ビールに馬刺しです。
この組み合わせに恋い焦がれて
宿がある山中湖から はるばる路線バスを乗り継いでやってきたわけです
マイカーでくれば、チョチョイのチョイなのに
河口湖駅まで出て、そこから周遊バスに乗り換え、バス停から徒歩5分ほど
それも、これも、昼ビールと馬刺しのためです。
ほうとうには、ゴロッとかぼちゃが。
決して小さくない このお鍋を、皆さんハフハフ言いながら召し上がっています。
前回との大きな違いは、中国系のお客様が多いこと
銀座なんかを闊歩する団体旅行の方達と違い
小さな集団で、河口湖周辺を散策
こんな郷土料理にまで挑戦している。
正直なところ、あまりWelcomeとは思っていなかったんだけれども
こうして小さな見所を探して冒険しているのは立派だなと。
そういえば、私たちもバブルの最中、外国で買い物しまくって
顰蹙買ってた頃もありました。
きっと、日本を旅するスキルが、上がってきてるんでしょうね。
ちょっと感服。
私も、外国に行ったら、
山梨のほうとうに相当するようなマニアックな食べ物を見つけに行ってみたいな。