焼そばで すっかり有名になった静岡県富士宮市で生まれ
二番煎じを狙って つけナポリタン を開発して、
今ひとつ成功していない富士市で育った私。

東京からは新幹線で1時間。
ローカル線でも2時間半程。
新幹線で都内に通勤している人がいるという。

「日本を代表する 世界に知られる富士山」を背負う土地。
「田舎じゃないも~ん」的な妙な自負はあるものの。

そんな、卑屈さと尊大さが拮抗した、複雑な土地柄。

高校生時代、部活動で東京に遠征試合に来たことがありまして。
確か、東京駅で丸ノ内線に乗り換えた。
ちとうろ覚え。

平日だったのかな?
衝撃的な満員電車でね。
1時間に1本しか走らないバスだってガラガラの土地柄なので。

どこから、こんなにも多くの人が出てくるのかわからない。
「今日は、毘沙門さんのお祭りかな?」
そう、富士市で一番の人出を誇る毘沙門さんのお祭り。
日本三大達磨祭りとかで有名でしてね。

とりあえず、人がたくさんいると「毘沙門さんみたいだね」で済まそうとする。

その、満員電車の中で、私が こうのたまわったのです。
「ねぇねぇ、静岡って方言ないだら?」と。

一緒にいた同級生たち、一人も この言葉に返事をしてくれませんでしたわ。
知らん顔。

今となれば、赤面の名言ですが。
当時は、本気で そう思っていたわけです。

「汗ダラダラだら?」ってね。
ちなみに、「だら?」は疑問形に変化させる接尾語ですな。
私が子供の頃だと、おじいちゃんたちは「ずら?」って言ってました。
「静岡って方言ないずら?」ってな具合です。

いやぁ、知らないってことは恐ろしい。
そんなんこんなん。
酒は飲みたい、でも太り気味。
参ったね。
まぁ、野菜中心のおつまみにして、努力しているフリをしよう。
■ 二割引の めばち鮪の漬け
■ 白魚のポン酢がけ
■ 茹でオクラ マヨネーズ添え
■ モロヘイヤと茗荷のおひたし
■ ありあわせ野菜たちのの金山寺味噌炒め
~茄子・パプリカ・獅子唐・エリンギ~
■ 枝豆
■ 冬瓜と鶏手羽の煮物
お野菜の金山寺味噌炒めは、従姉妹のFacebookに出ていたレシピをアレンジ。
うちの家系、おつまみ作りの天才じゃね?と思う今日この頃。
その分、吞ん兵衛だけどね。(爆)