山菜メインの地産地消のお食事。
これも楽しみなのですが。

ガツガツ肉食の私達、つい うっかり「三田牛食べ比べコース」なんての頼んじゃいまして。
えぇ、誘惑に負けた訳です。

肉、肉、肉。
まずは、陶板焼き。
価格が凝縮された、いやらしくない脂身がたまりません。

もう一品は、茶ぶ茶ぶだそうでして。

日本茶で「しゃぶしゃぶ」ってヤツです。
お茶の渋みが、お肉をあっさり仕上げて甘みを引き立ててくれたりするわけで。
すごいね、日本茶。
家で真似してみよう~っ。
なんて、見栄をはって言っちゃったけど。
ケチな私は、家しゃぶしゃぶは豚しか使いませんから~。
豚は、高級な豚を奮発しても、価格的にはたかが知れています。
牛肉は、恐ろしくて変えましぇんから。

思いの外の肉づくし。
こちらは、三田牛のハンバーグ。
デミグラスソースが、温泉宿で食べるレベルではなく。
銀座の洋食屋で出てきても、遜色ない立派なもの。
できることなら、白いご飯といただきたかった。

気の利いたおもてなしだなと思ったのが、
お食事のご飯は、後で召し上がれるように「おにぎり」にもできます。
とのことでして。
お肉が思いの外充実だったので、結構お腹いっぱいな私達、ご提案どおり「おにぎり」に。
山菜の混ぜご飯。

お漬物は、オクラやこごみ、ぜんまいなどをピリ辛につけたもの。
お酒のお伴にも、もってこいです。

はてさて、事前にダンナちゃんのお誕生日と伝えておいたら
若女将の手作りという「ふきのとうのシフォンケーキ」を準備いただきまして。
あの、苦い春の山菜「ふきのとう」のシフォンケーキ?
と、いささか心配だったのですが。
これが美味しい。
もちろん、ふきのとうの ほんのり苦みもあるけれども。
ふっくら仕上がったシフォンと、甘さ抑えめの生クリーム。
若女将が、ちょっくら作ってみたというレベルではございません。

花火もついて。
いやぁ、めでたい、めでたい。