米どころ、新潟を満喫する この景色。

私は、富士山中腹で育ったので、どうも平野が広がっているのが心落ち着かないのです。
山の斜面にお茶畑が広がる。
そんな景色で育ったんでして。
すごく、ものめずらしい。
都内での暮らしも、年齢の半分以上に達したんだけれども。
それでも、関東平野も見慣れません。(笑)

羽越本線から米坂線に乗り換える坂町駅。
30分ほど時間がありまして。

幸い、フリー切符だし、ちょっと駅のまわりを散策してみようかと。
ノスタルジックな案内表示をパチりとちながら、改札に向かいますが。
もちろん、自動改札ではありません。
一人だけ駐在している駅員さんが、切符にはんこを押してくれます。

まぁ、なんとなく予想はしていましたが。
下調べをしていて、きっと この駅では時間はつぶせないと思いましたが。
ほっんとに、なんにもありませんでした。
ある意味、気持ちがいいくらい。

二階が事務所になっている こういう駅、なんか懐かしいね。

なんとなく20分ほど経過したところで、米坂線が入線。
1両のワンマン。
無人駅も多いようで、バスのような料金表示もあります。
この電車を逃すと、次は4時間後だからね。
ちゃんと乗り込んで発車を待ちますよ。

お宿の最寄り 越後下関の駅には、車でお迎えに来ていただきまして。
そこから5kmくらいでしょうかね。
山と谷と川を縫うように進んで行くと。
宿の手前は吊り橋。

しかも、この吊り橋を車で通る!
もちろん疾走ってわけではなく、慎重に慎重にゆるゆると進みます。
車で来なくてよかったよ。

朝の9時前に家を出て、15時ちかくに到着。
新潟県 関川村の鷹ノ巣温泉「菊久屋」さんです。