大好きなお店のひとつです。
すっかりご無沙汰しちゃっていたんだけれど、スタッフの方たちとはガラス越しで目があって頭を下げ合ったり、通りでバッタリ遭遇して世間話したりしていてね。
あまり久しぶりな気がしないで席につきました。
このお店、できて間もなくからお世話になっていますが、最近はすっかり有名店になってしまったようで、予約しなくちゃ入れなくなってきちゃいました。

でも、いつもどおり丁寧に仕上げたお通しが2品並べられます。
左はゴボウ風味の胡麻豆腐、右はお茄子のおひたしと秋刀魚の蒲焼き香味野菜のせ

お刺身の盛り合わせ
右から富山のほたる烏賊、メジ鮪の中トロと赤身、ヤリイカ、つまの向こうは太刀魚の炙り、鯛、鰹。
太刀魚の炙りが絶品。

この日は、珍しくワインな気分でしてね。
ったく、何気取ったこと言ってんだって感じですがね。
こちらのお店は、お酒のラインナップにこだわりがありましてね、どこにも並んでいるってお酒たちではないんです。
特に、ワインは国産のものだけ。
お気に入りのグレイス甲州の中でも、ノンフィルターに初挑戦。
ワインび瓶の右側に広がるのは、カウンターかと同じ高さに広がる厨房。
調理スタッフの手元、全部見えます。
手際のよさ、これもご馳走のひとつです。

「お好みで冷やしてくださいね」って、クーラーを持ってきてくれました。
お隣の方は、マーブル地の渋い焼きもののクーラーだったけれど、私たちの席には まるで透明な深い海のようなクーラー。
きゃっ、素敵。

汲上げ湯葉の雲丹のせ

「取り分けにくいので、お二人分に分けてお持ちしました」って。
おかげさまで、雲丹をめぐって夫婦で取っ組み合いのケンカをしなくてすみました。(爆)
なんちゃってね。
こういう心遣いって、素敵ですね。

グリーン・アスパラのチーズ・グラタン

野菜のテリーヌ
色とりどりの季節の野菜を、トマトのジュレでまとめ、茹でたキャベツで縁取ってあります。
このお店の醍醐味は、野菜料理。
真似しようって言ってもね、そうそう真似できないようなお皿ばかりなのよね。

ほにゃららら???
ワインの瓶が変わってますけど?
えぇ、小布施のワインにしてみましたのよ。ほっほっほっほっ。
2本目ですか?
カパカパ飲んでますね。

板ワサかと思うでしょ?
これは、この日のオススメ素材のピーチ蕪。
そうです、蕪なんです。
生のまま、軽くオリーブオイルを降って、お好みで塩をつけていただきます。
甘くてみずみずしいの。

こちらも、この日のオススメ野菜。
新玉葱のソテー。
これも甘いのよね~。
春のお野菜は、甘みがたっぷり。

はぁぁ?
今度は赤ワインですか?

だって、鴨のソテーですもの。♪
赤ワイン飲みたくなっちゃう~っ。
って、2本目の白ワイン、あっという間に空いてしまいましてね。

そろそろシメってところで、桜海老と半熟玉子のピッツァ。

結局、なんとまぁ赤のグラスワインを3杯もカパカパ飲んでしまい増した。
いやぁぁぁ、ワインは外で飲むと高くつきますね~。