心のあるままに -49ページ目

昨日の試合後の権田のインタビュー

ゲキサカより


●GK権田修一(F東京)


―本番直前の3試合の1試合目としては良い?


「3試合のうちの1試合というよりは、五輪を含めた試合すべての積み重ねだと思う。その1試合目という印象が強かった。この3試合ですべてを仕上げるものでもないと思う。ある程度、高い位置に仕上げるためにも積み重ねていくことが大事。今日の試合もみんなが本気でやった。その結果、19本シュートを打って1点しか取れずに、シュート2本で1失点してしまった。でも、本気でやることで課題や修正点が出てくる。今日は最初に1点を取ったからといって、なんとなく流そうという状況になったわけでもなかった。2点目を取りにいったのに取れなかった。それが今日は一番の発見だと思う。どういう試合の終わらせ方をすればいいのかも課題として残った。これで次に同じ形で失点したり、シュートを何本も何本も打っても決められないという状況になったりしたら、今日のゲームの課題が生かせていないことになる。他にも細かい課題はたくさんありますが、みなさんが見ていて思うような課題というのは、次の試合で修正できていれば今日の試合の意味があると思う」

―スペイン戦に向けて完成させていく?


「スペインには集中しないといけないけど、そこで出し切っていいわけでもない。グループリーグは3試合あるわけですから、ずっとそれ(課題を見つけて修正する作業)を続けていかないといけない。グループリーグを勝ち上がって、トーナメント1発目で勝っても『よっしゃ、やり切った』じゃなくて、課題が出たものを修正する。アジア予選をやっているときもDFラインでは『前の試合で課題が出たから、次の試合はチャレンジしよう』とやってきたし、このスタンスは変えなくていいと思う。1試合ですべてが決まるとは思わないが、逆に1試合も無駄にしてはいけない」

―チームの完成形のイメージはできている?


「ここからどうにでもなると思う。今日のこの結果をどう捉えるかでどうにでも変わる。『ああいうミスで失点したら、無理だよ』と思う選手がいて、そこで片付けてしまうのか。2点目が取れなかったことを悔やむか。失点の場面でも、(村松)大輔は迷っていた。出すところがなかったから。あの状況でサポートできなかったことを悔やんでいる選手がいるか。僕の場合は、あのシーンで止めるのが僕の仕事なので。止められなかったことを考えないといけない。それ次第で、いくらでも変わってくる。いくらでも良くなってくる可能性はあるし、何も積み上げられない可能性もある。このチームがロンドンで何をしたいか。ロンドンでどこまで行きたいか。どれだけみんなが強い気持ちを持っているかだと思います」

―個々の意識?


「そうだと思います。サポートメンバーの選手も入った状況で、スタメンで出ていた選手だけの時間を考えれば1-0で勝っていた。それで『勝っていたんだ』と思うのか、『もっと俺らが点を取っておけば勝てた』と思うのか。少しの考え方の違い、ちょっとどう考えるかによって大きく変わってくる。でも、みんな試合が終わってから話した感じだと『なんで大輔?』という感じではなく、『2点目を取れなかった俺らが悪い』という感じだったから、あまり心配はしていません。その意識次第でいくらでも変わってくるんじゃないかなと思うし、そういうスタンスで行ければ、どこまでも行けるんじゃないかなと思う」

―村松選手に対してはミスを叱責した?


「いいえ。ミスはあるものだから。でも、ミスがあったら表情は(テレビに)撮られています。

そういうときの表情は大事。ヘラヘラしているのが一番良くないし、選手も見ている。

今日はお客さんもたくさん入ってくれましたし、多くの人に見られています。

代表チームの試合で、壮行試合という状況で、ああいうときの振る舞いが大事。

あれによって『権田、何をやっているんだよ』と言われる方が良い

。『大輔がへこんでいたな』とか言われるくらいなら、『権田、何やっているんだ』と言われて済むなら、

そっちの方が気が楽です。今日の大輔は批判されても仕方がない。

大津にパスミスして速攻をされました。でも、大輔は切り替えてくれたと思う。

ハングリーさがあるし、大丈夫だと思う。チーム(清水)でもアンカーをやっていますが、

つなぎには参加しない。CBが全部やっちゃうから。このチームに次にまた来たときに

、ボールを受けられるか、(パスコースから)隠れちゃうのか。

僕もシリア戦でミスをして、結果も出なかった。その試合後に代表は一度、解散しましたが、

また次の代表活動のときに戻ってきた。そのときの気持ちの持ち方は大事。

大輔は大丈夫だと思いますが。でもあのときは少し『どうしよう』という顔をしていたから、強く言いました。でも、別に大輔に怒っていたわけではない。テレビにも撮られているから、ヘラヘラしていたら一番損をするのはアイツだからっていうことです。喧嘩したわけではないですよ。こういうときの表情が大事だよ。

またすぐに(U-23代表は)集まるし、次の場面で(パスを)受けられなかったら意味がない。俺もシリア戦でミスをした。そこ(ミスをしたあと)で強気でやらないとダメだよ、と言っていました」

―事前にバックアップメンバーを試合に出すという話はあった?


「今日に関しては、登録メンバーの22人全員で戦うということでした。6人交代ができて、GK以外は6人がベンチ入りしていたので、僕は全員使うんだろうなと思っていた。CKとかリスタートの部分でマークの付き方が変わってしまうけど、そこは仕方がない。変わった中でうまくやろうと思っていた」



━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─


昨日のガックリした試合後、権田がミスした村松を突き飛ばしたとネットでは大騒ぎに。


冷静にインタビューに答える印象の権田が、よほど腹が立ったのか、めずらしいなと


思っていたら、こんな考えがあったのですね。


私も、村松に腹がたったのではなく、チーム全体に対して悔しかった。


なんとなく淡白な印象のU-23。闘利王を入れて喝を入れてよ!と思ったけど


こういう気持ちをもった選手がいれば、心強いね。


冷めていた気持ちが、もう一度背中を押そうという気に蘇りました。


サポは甘やかしもせず、見捨てもせず、若い彼らのお尻を叩きながら、応援していきましょう!