混み合う電車で毎日出逢う父と娘。

娘は電車のドアを利用して
小さな手で折り紙を折り、
父はそれを、優しい眼差しで見守る。
折り目いっぱいの折り紙は
娘の手により鶴になったり花になったり…
くしゃっと可愛らしく変化を遂げる。

奮闘しながら完成した折り紙は
父の手に渡り、父はそれを、
しばし嬉しそうに眺め、
ゆっくりと上着のポッケにしまう。

ドアの開閉と共に手を繋ぎ、
急いで改札口へと向かう親娘。
改札口でそれぞれの手が離れ、
父は階段を降りる娘の姿が
見えなくなるまで手を振り、
やがて別の改札口へと向かった。

何かと余裕のない朝の時間帯。
周りは、募る焦りや苛つき、
眠気や空腹と戦いながら、
スマホとイヤホンで
中和する輩で溢れている。

悲しい…でも当たり前のこの日常で
繰り広げられる親娘の光景は、
まさに感動と癒やしのエンタメ✨

今日は良いことありそう❣️
親娘に出逢うたび、
ひっそり、勝手に占いを楽しむ
エゴイストな私…