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新しい一歩~ちわわん達と~

元保護犬のあきら(朗)を家族に迎えて、先住ワンコと一緒に歩んでいく日常を少しずつ…

ごめんなさい、何も知りませんでした。

ほんの数日前、こんな虐待事案が起きてるなんて知りもせず、修学旅行の学生たちにまぎれて観光していました。

確かに、鹿さんたちの様子は、何年か前に訪れた時と違っていたのかも。

「餌やり禁止」の貼り紙や立て札も目につきました。何だか鹿さんも痩せた感じもありました。人をあからさまに避ける様子はありませんでしたが、以前のようにぐいぐいやってくる鹿さんの方がすくなかったかも。裏にこんな事件が潜んでいたなんて!

動物愛護法や鳥獣保護法で、虐待犯から守れませんか?餌やり禁止ならば、野菜や鹿せんべいとかを購入して与えられるような仕組みはできませんか?

野生動物だって、明らかに人為的に傷つけられたのならば、治療できる条例、作って下さい!

先日、あにもへ狂犬病予防接種の済み証と鑑札をもらいに行った時のことです。(我が家のかかりつけ獣医さんは市外なので)

コロナ禍で、窓口は一席ごとにパーティション(非透明)が設置されてるので、隣の席の様子は見えません。

何も知らずに自分の受付席に着いたので、聞こえてくる会話に、ハッとしました。ねこちゃんの持ち込みです。

隣から

「どうにもなりませんか?」

「生まれてくるのがキリがなくて面倒見れません」

「子供が増えて困るから世話できない、手放したい、ということでいいですか?」

「そういうことです」

「よく考えましたか?」

「仕方ないんです」


…怒りが込み上げました。

職員さんが何とか思いとどめられないか、懸命に話してましたが、持ち込んだ男性には届かなかったようでした。後ろには奥さんと思われる女性が立ってましたが会話に参加はしませんでした。


私の用事はすぐに済んだのでそこに長居はできませんでしたが、何もその人に言えない自分が歯痒かった。言ってもどうにもならなかっただろうけど。


テーブルには、

『ここに預ければ新しい飼い主を見つけてくれる、と簡単に思ってませんか?多くの場合が殺処分となります。その事実を理解し、もう一度しっかりと考えてみて下さい』

と大きめの字で書かれた紙がはさんでありました。


命を軽んじるという点では、悪徳ブリーダーや繁殖屋と同じではありませんか?