丸3年。

相棒がこの世を去ってから、あっという間の日々が過ぎていった。

日曜の昼間、SNSのメールで友人の訃報を知り、本当の絶句と呆然が襲った。

半信半疑。

冗談では無い事は分かっていても、この目で確認するまで信じられない、信じたくない思いで彼の元へ駆けつけたのが丁度3年前。

目の前の光景が涙で霞み、40を超えたおっさんが嗚咽した。

ご家族には掛ける言葉も見つからないまま、只々頭を下げるのみであった。


亡くなる前日にもメールで遊びの約束を取り交わした矢先の事故。

未だに俺に出来たことは無かったのか。

何かが変わっていれば

メール、電話、LINE…は無かったけど、

1分だけ…

連絡をして、なんでもない話をしただけで、彼は死なずに済んだんじゃないかと考えることがある。

間違っているかなぁ。

運命と言うにはあまりにも突然すぎる彼の死は、会社でも受けた事のないパワハラの様に受け入れさせられた。

会社からほど近い彼の墓前に、事ある毎に立ちより、愚痴を語る様になった。

彼の事、彼の家族の事、サッカーの事、車の事、ゲームの事、仕事の愚痴、彼への不満…等など

「今度モンハンの新作が出るんだぜ。」とか

で、最後に「また来るわ」って帰るんだ。

たまに花を添えて。

花なんて買ったこと無かったし、バランスとかそんな事考えてないから

種類とか時期的にカーネーションとかあるけど気にするやつではないだろう。 きっと…。

昨日も会社の帰りによった。もう真っ暗だったけど。夜のお墓に…。


バイクを家族と同じように愛し、そのバイクで亡くなった彼への手向けの言葉はいつも同じ。

きっと、家族を見守りつつ好きな事をやってて眠ってなんていないと思うけど…。

「R.I.P.」 ~ 安らかに眠れ ~
2012年11月9日

弟の様に慕っていた大事な友人がこの世を去った。

交通事故だった。

趣味でもある大好きなバイクに乗って…。

右折のタクシーとの衝突であった。


事故の前の週にも一緒に遊び、また次の遊びの約束も交わしたばかりだった。

会社の帰りに、彼の乗ったバイクと擦れ違いもした。

事故の2日前、仕事先からの帰りでメールのやり取りもしていた。


私も車が趣味の一つであるが、今日ほど車を憎く思った事はなかった。

こんなモノがあるからと。

もし、その時間の前に電話をしていたらと。

もし、メールで呼び出していたらと。

何かが変わっていれば、彼は死なずに済んだんじゃないかと。

…自分に何かできたのではないかと、悔やまれてならなかった。

彼の笑顔を見ることも、あの声を再び聞くことも叶わないという事実を考えるたび、涙が溢れた。



その親友が亡くなり、一週間が経った。


お通夜、告別式には彼の人柄が現れる程、本当にたくさんの弔問客が来られていた。

彼の遺影を見るたび、また涙が零れた。

彼への手向けとして、一緒にサッカーをしていた頃の私のユニフォームを贈らせてもらった。

向こうで何か困ったことがあったら、俺を頼ってくれよ…。

そんな思いで、棺の中に収めさせてもらった。


「そうか、俺がアイツに惚れてたんだな…」

今になって、そう悟る。


葬列を組んで移動する時、ある懐かしい感覚があった。

右肩が重くなる。

「あぁ、アイツが乗ってるんだなぁ」と、直ぐ思った。


告別式の出棺から火葬場への移動の時、火葬場から法要会場までの移動の時。

それ以外は、きっと家族の所にいたのだろう。

移動の時はちゃっかり俺に乗っかって…。

頼ってくれてありがとう…。


お焼香の度に、「R.」「 I. 」「P.」と心でつぶやいた。

バイクが好きで、バイクで亡くなった彼へ送る言葉にふさわしいと思ったから。

「Rest In Peace」~安らかに眠れ~


「彼は死んだのではない。私達より少しだけ、未来に行ったんだ。」

妻のその言葉に、勇気づけられた。

今はそう考え、彼のいるであろう未来へ、一歩踏み出す事ができた。

待っていて欲しい。

私の預けたユニフォームを持って…。
2012年11月9日

弟の様に慕っていた大事な友人がこの世を去った。

交通事故だった。

趣味でもある大好きなバイクに乗って…。

右折のタクシーとの衝突であった。


事故の前の週にも一緒に遊び、また次の遊びの約束も交わしたばかりだった。

会社の帰りに、彼の乗ったバイクと擦れ違いもした。

事故の2日前、仕事先からの帰りでメールのやり取りもしていた。


私も車が趣味の一つであるが、今日ほど車を憎く思った事はなかった。

こんなモノがあるからと。

もし、その時間の前に電話をしていたらと。

もし、メールで呼び出していたらと。

何かが変わっていれば、彼は死なずに済んだんじゃないかと。

…自分に何かできたのではないかと、悔やまれてならなかった。

彼の笑顔を見ることも、あの声を再び聞くことも叶わないという事実を考えるたび、涙が溢れた。



その親友が亡くなり、一週間が経った。


お通夜、告別式には彼の人柄が現れる程、本当にたくさんの弔問客が来られていた。

彼の遺影を見るたび、また涙が零れた。

彼への手向けとして、一緒にサッカーをしていた頃の私のユニフォームを贈らせてもらった。

向こうで何か困ったことがあったら、俺を頼ってくれよ…。

そんな思いで、棺の中に収めさせてもらった。


「そうか、俺がアイツに惚れてたんだな…」

今になって、そう悟る。


葬列を組んで移動する時、ある懐かしい感覚があった。

右肩が重くなる。

「あぁ、アイツが乗ってるんだなぁ」と、直ぐ思った。


告別式の出棺から火葬場への移動の時、火葬場から法要会場までの移動の時。

それ以外は、きっと家族の所にいたのだろう。

移動の時はちゃっかり俺に乗っかって…。

頼ってくれてありがとう…。


お焼香の度に、「R.」「 I. 」「P.」と心でつぶやいた。

バイクが好きで、バイクで亡くなった彼へ送る言葉にふさわしいと思ったから。

「Rest In Peace」~安らかに眠れ~


「彼は死んだのではない。私達より少しだけ、未来に行ったんだ。」

妻のその言葉に、勇気づけられた。

今はそう考え、彼のいるであろう未来へ、一歩踏み出す事ができた。

待っていて欲しい。

私の預けたユニフォームを持って…。