その人は、10年前の4月に私が今の仕事に就いて出会った女性です。当時83歳だったMさん。随分と癒され楽しませてもらった大好きな人です

重度の認知症を患っていて会話らしい会話は出来なかったけど、喜怒哀楽はハッキリしていて頑固だった彼女。
なぜか最後まで私のことを『おじさん』と呼んだ彼女。
3年前、亡くなる直前までMさんらしく一生懸命に生きる姿を見せてくれた彼女。
彼女のことを想うと、当時の楽しかった毎日・楽しく仕事していた毎日が鮮明に思い出される。
一緒に過ごした日々は戻らないけど、もう対話することは出来ないけど、あなたのことはこれからもきっと忘れることはないでしょう

今年は1日早いお参りだったけど見守ってくれている気がして、毎日ハードな勤務で忙しくトゲトゲした自分の心が洗われました

Mさん、今年もありがとう
私、今日からまた頑張れます


