少し時間があいてしまいましたが、無事ライセンスが取得できました。





現住所を書いたため、CHINAの所属になっていました。
一瞬、え!と思いましたが、こういうものだと思って眺めていようと思います。
実家の住所でも書いておけば良かったのかなー。


振り返ると、一連の手続きで時間がかかったのは、

○ライセンス取得条件を満たすための追加単位の取得(そのための勉強)
○もろもろの書類準備(新姓を書くべき書類と旧姓を書くべき書類が混在していたので、毎度確認しながらすすめるのが若干手間でした)

ぐらいでした。

当初の想像とは違い、Ethicsの試験やインタビューは実にあっさり。
総じて、ライセンスって意外にあっさり取れるのだな、というのが実感です。

グアム大では、ライセンスサポートを申し込む際、事前に職歴などを聞かれます。
その時の審査で「取得可能」と言われた場合は、ほぼほぼ間違いなくライセンスは取れるのではないでしょうか。

さて、ライセンスを取得した今後ですが、、、、、、
実は、会計とは全く異なる分野を考えています。
ライセンス取得は、自分ブランディングの一つの手段だと考えていたので、これを機に、10年越しの夢の実現に向けて動き出そうと思います。
もう本当に、やっとここまで来たかというのが本音で、スタート地点になんとかたどり着けたというのが正直なところ、、、
さて、もろもろの書類手続きもほぼ終わり、ライセンスを取る上で重要なEthics試験にやっと進めることになりました。

AICPAのオンラインショップにアクセスしてーーーっと、、、、


あれ、アクセスできない。


Google chromeに対応してないのかな、と思いIEやfire foxで試みるも全くダメ。


もしかして!??

ある方法を試してみると、すんなりOKでした。


ここで隠してもしょうがないので答えを書いてしまいますが、ズバリ、VPNを介してアクセスすると問題が解決しました。
つまり、中国国外のサーバーからアクセスすると大丈夫、中国国内からはアクセス制限がかかっている模様。

多くの方がご存知の通り、中国からはyoutube, twitter, facebookなどに接続できません。
加えて、Bloomberg(本国版)などのニュースサイトでもエラーが出ます。
Great "fire"wallとも揶揄される国の情報統制の結果なのですが、なぜAICPAにその範囲が及ぶのでしょう???
中国人のUSCPA受験者だって相当いるだろうに、みんなちゃんとアクセス方法わかってるのかな?

中国にいると、やはり本題以外のところで惑わされますね、、、。
煩死了~(超面倒くさ~い、の意)
無事、ライセンス取得に必要な追加の単位を取得しました。

そんな矢先、並行して申請していた学歴審査で問題発生。
NASBAから「今の状態では審査できません。」
というメールが届きました。
え”ーーーーーーーーーーーーー。


なんでも、卒業証明書&成績証明書の氏名と、パスポートの氏名が異なるからだそうです。

いやいやいや。この点は何度もG大に確認して、申請書類に旧姓と新姓を書けば問題なし。
とお墨付きをいただいていたのですよー。

更にメールを読むと「氏名変更のVerificationちょうだい。じゃなきゃ審査できないよ。」とありました。

あわわわわ。
Verificationって何をすればいいの???

結論から言うと、新姓のパスポートと旧姓のパスポートをスキャンして、NASBAにメール送付することで承認を得られました。


G大のご担当の方も、今まで拒絶されるようなケースは発生していなかったらしく、驚いていらっしゃいました。
わざわざNASBAにまで直接問い合わせてくださったのですが、「制度に変更はない=氏名変更に特別な手続きはいらない」という回答だったそうです。

制度に変わりがないということは、私の審査担当者がたまたま間違ったこと言っちゃった?

人治国家中国にいると、担当者によって言うことが違うのは当たり前のようになっています。
が、アメリカでもそういうことはあり得るのですねー。
良い教訓となりました。

結婚後にCPAライセンスを取得予定の方は、どうぞ旧姓のパスポートもお手元に保管していてください!
二度と使うことはないと思われていた、アイツが大事な役割を果たしてくれます。
無事、不足していた3科目について追加取得しました。
今回取った科目は、Regulationの範囲から2科目、Auditの範囲から1科目です。
なぜこの3科目にしたかというと、、、、FARとBECの勉強道具が手元になかったからです(笑)
日本に置いてきていたり、人に譲ってしまったため、手元に残っていたのは自分のノートとグアム大学のテキスト(上記2教科)のみ。
消去法で科目を選びました。

グアム大学の単位取得試験範囲は、BISK内だということが明確になっています。
にも関わらず、BISKそのものが手元にないのは痛かったです。
4月までのタイムリミットを考えると時間がないので、とりあえず手元の教材と、CPA review for FREEの問題を一通り解きました。
結論としては、問題数はあまり多くないのですが、合格したので効果があったのかなと思います。
CPA review for FREEは無料なので、CPA本試験でも、最後の仕上げなどに使うと良いかもしれません。

さて現在はEthicsの勉強準備を進めています。
ここで新たな問題発生。
なぜか、オンライン学習のサイトにアクセスできません。
アメリカのウェブサイトはしばしば中国から見られないことがあるので、もしかして、、、。

本題以外のところで翻弄されるのが中国生活です。ぐぅ。
CPA合格から3年半以上が経ちます。
この資格について書くことはもうないと思っていたのですが、、、、
ここに来て、ライセンス取得を考えるようになりました。
近い将来にやりたいことを考えると、やはり「USCPA」と名刺に書けることは大きな魅力だと思えるからです。

昨日予備校に問い合わせると、合格から4年以内ならCPEなしでライセンス取得が可能とのこと。
希望するワシントン州でのライセンスを取るためには、追加単位をあと3科目取ればOK。(その後Ethics等のもろもろ手続きはありますが。)
これならなんとか期限内にいけそう!?

私の場合、後付けも後付け、試験合格からもうすぐ4年になるというところですが、ワシントン州へトランスファー、そしてライセンス申請することを決意しました。
昨日問い合わせたばかりですが、申込書を記入し、先ほどサポート料金をお払いしたところです^^

もっと早くに気づけばCPEのことを気にせずにすみ、ばたばだと焦ることはなかったなぁ、、、。
やはり合格したら終わり。ではなく、その後も見据えて動かないとダメですね。

自省をこめつつ誰かのお役に立てればと思い、ここに記させていただきます。


ちなみに今回プロアクティブに問い合わせて一番驚いたのは、
「合格後に苗字が変わった場合、ライセンス申請前に変更手続きは不要!」ということです。
科目合格中に名前が変わる場合は、戸籍謄本を英訳して、大使館行って公証して。。という手続きが必要でした。
しかし一度合格すると、いきなり新姓でライセンス申請ができるそうです。(ギャグじゃないです。。。)
個人的には、名前も変わってパスポート番号も変わってるのに、どうやって旧姓時の合格実績と新姓時のライセンス申請を紐づけするのか気になるところではあります。
が、いつもピリピリモードが漂う在中国アメリカ領事館に行かなくてよくなり、正直ほっとしてます。

事象が動いているときに書き留めないとすぐに忘れてしまうので、しばらくはライセンス取得までの過程について、現在進行形で書いていきたいと思います(^-^)/