広告代理店の利益は「仲介手数料」だけなんです。

最初誠に頼りないものと思いました。。

でも考えてみてください。何も生産しません、何も販売しません。

でも利益が得られるのです。こんな不思議な商売があるでしょうか?

 

例えば、肉屋を想像してみてください。

まず、店舗がいります。肉を仕入れます。肉を処理し、販売する従業員が必要です。

それを買ってくれるお客さんが必要です。肉には賞味期限があります。

売れ残ったお肉の問題があります…、…。等々考えることがいっぱいですし、何せ「生もの」を売るのですから、時間の制約があります。

 

でも、広告代理店ってほとんどそのすべてが不要なんです。

 

まず、商品は広告です。黒丸商店の場合、雑誌メインですから、雑誌の締め切りがあります。月刊誌の場合、毎月毎月決まった日に締め切りがきます。

それまでに原稿データを送ればいいのです。送るだけ、でいいのです。それが印刷に回り、校正が出て、掲載、販売という流れになりますが、そのほとんどは出版社まかせです。

 

広告代理店の仕事はお客さんから広告をあずかり、それを出版社に持ち込む(送信する)、ということだけで、ほぼ仕事が終了なのです。

 

そして利益が得られます。誰が考えたか知りませんが、こんなクールな、汗を流さない業務ってあるんでしょうか!?