本日は、久しぶりの
繁昌亭 昼席です
今日、私の横に座ってらした
お客様
遠方よりいらしたそうです
初の繁昌亭
ウキウキソワソワ
楽しみにされているのが伝わります
昼席の終了時刻を
心配そうに聞いて来られまして
よくよく聞いたら
小文枝師匠がお目当てなんだけど
帰りの新幹線の時間に
間に合わなければ
途中で泣く泣く席を立つとおっしゃってます
小文枝師匠はトリなのにぃー
師匠の落語を見たくて来たのに
師匠の落語だけ見られないとか
私やったら泣くな
なんとか最後まで見られますように
祈りながらの
昼席の始まりです〜
⚫︎呂翔さん「時うどん」
呂翔さんは
若く見えますし
とてもかわいい見た目ですが
しっかりされてます
名前に「翔」のつく有名人をあげて
アピールしてました
お噺は
とても大きな良い声で
聴かせてくれました
うどん屋とのやりとりが
かなーり
面白かった
噺家さんって
ホンマに
うどんを美味しそうに
食べるよねー
⚫︎三語さん「二人癖」
ぬかまみれになって
頑張ったのに
1000円取られるところ
残念ね
詰め将棋でリベンジ
ここの気合い入りすぎな感じが
おもしろい
しかも、まっちゃんから
1000円取り返す事ができた♪
三語さんが
口をおさえて
言うてもうたな顔するところ
リアル
まっちゃんでも
うろたえるんや!と
ほほーぅな気持ちになる
けど
なんのなんの
最後まで飄々と
一枚上手なまっちゃんでした
⚫︎春雨さん「初音の鼓」
義経の縦笛て!
騙されたの
横笛なんだけどー
鼓をポン
横にいる人がコン
キツネに憑かれたと見せかける
一回鳴くごとに
道具屋からお金が貰える
良いアルバイトですね
そうやって
家来が道具屋とグルになり
殿を騙して
鼓を売りつけた
偽物の鼓なのに
ポンと叩けば
殿もコンと鳴く
殿様が取り憑かれた
売れた鼓代
100両貰えるはずが3両に
減ってる
なるほどっ!
家来と殿の分の
バイト代が
差し引かれたのね
殿!
案外しっかりしてますなーなオチ
⚫︎宮史郎さん「津軽三味線」
三大民謡から
聴かせていただく
ピンカラトリオの名前の意味も
教えてくだすった
なるほど!と膝を打つ
歌もすんばらしい
息続くのすごい
三味線の早弾きでベンチャーズも
かっこ良くて
とても
盛り上がりました♪
⚫︎喬若さん「豊竹屋」
豊竹屋に
文楽の浄瑠璃
義太夫の真似ばかりしてる男がいる
そこへ
口三味線が得意という男が
訪ねてくる
手合わせをお願いする事になり
ノリノリで
セッションが始まる笑
なんつーか
落語の世界って
アホな事を
大真面目にするからすき♪
そうこうしていると
ねずみが餅を引いているのが見えて
おまけに
セッションに合いの手まで
入れてくる
口三味線の男が
豊竹屋さんのネズミはさすがだ!と褒める
ちょっとかじってるだけ!
この返しは
ナイス過ぎ
ネズミも仲良し
とっても平和!
そんなお噺でした
⚫︎文喬さん「大・大阪事典」
大阪へ夫の転勤が決まった
奥さん
文化の違いに嘆く
大阪事典で勉強
夫が出題する
テストを受ける
テストのやりとりが
めちゃくちゃ面白い
大阪弁
改めて聴くと
結構難しいね
けれど
日々の努力の甲斐もあり
目標の点数に届く
大阪で暮らす自信も付いた!
なのに
急遽、転勤先変更
あぎじゃびよー(ビックリ)な
オチでした
⚫︎呂好さん「三人上戸」
酔っ払いが素晴らしい
からまれるうどん屋
呂好さんの声も素晴らしい
しっかりと
説得力のある大きな声
この酔っ払い
ご機嫌だったり
怒ったり泣いたり絡んだり
忙しい
しってる
友達のまっちゃん
おでこにえくぼのある…
嬉しそうにいうてます
何回も繰り返すこのくだり
おでこのエクボって
見てみたいぞと
ツッコミながら
何回も笑ってしまった
酔ってない時に
よっていってー
うまいこというなー
⚫︎文都さん「鶴飛脚」
罠にかかった鶴を助ける
スルーしようとした時の
鶴の自己主張すごい笑
鶴やのに
名前はフランシス
「腐乱死す」ってー
笑
鶴の恩返しから
JALの話まで
だんだん壮大なスケールの話しになっていった
確かにマークは鶴!
ええどこまでがホンマなん?笑
ところどころ
クスッと笑えて
よくできたお噺で
すっごく楽しかった
⚫︎天蝶さん「浮かれの蝶」
天蝶さん
袴姿て凛とした印象
かわいい!
紙の蝶が可憐に舞います
扇子を両手に
かなり集中して
風の調節をしがら
ヒラヒラと命を吹き込みます
微笑みながら
冷静に
美しい蝶の様子を語ります
我々はもう
蝶から
目が離せません
感動の芸です
⚫︎小文枝さん「一文笛」
腕のいいスリは
お財布から
帰りの電車賃を残して
お金を盗ったそうです
昔
亡くなった父が
ポケットの財布から
現金だけ無くなっている!と
母とワーワー言ってた事を
思い出しました
腕の良いスリにやられたのかな?(謎)
お噺に出てくるスリは
貧しくて
駄菓子屋さんでも
1人だけ邪険にされている子供がいたので
欲しがっていた
一文笛を
そっと袖に忍ばせたのが
事件の発端となる
子供は
あらぬ疑いをかけられて
井戸に身を投げ
命は助かったものの
容態は深刻な状況に
それを知ったスリは
ショックを受け
もう盗みはやらないと
右手の指を2本切り落とす
けれど
子供を医者に診せるには
大金が必要
スリは
最後の大仕事をする事になるのだが…
スリは悪い事なんだけど
このお噺は好きになっちゃいますね
指を切り落とすシーンは
ギョッとして
やるせなかったけれど
オチに救われたー
今日の昼席も
堪能させていただきました
遠方からから来られた
お隣りの席のお客様も
ギリギリ
最後まで楽しんで帰られたようです♪
良かった
本日のお見送り
呂好さん♪ほんわかした雰囲気と落語のギャップがたまりませんねー面白かった!
三語さん♪お急ぎのお客様との写真対応などなど神対応をされていました!お忙しい中ありがとうございました
呂翔さん♪
満面の笑みをありがとうございます!
かわいいなんて言ったら失礼かな?未だに補導されるお話しは何回聞いても面白い
二代目 宮史郎さん♪三味線と民謡が素敵でした!トークも興味深かったです
文都さん♪繁昌亭の柳をバックに良い写真が撮れましたありがとうございます!
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/079.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)