アラフォー独身女子のちゃばしですお茶

はじめましての方は
まずはこちらからどうぞ~





さあ、そんなわけで
やっとキタニタツヤの最新アルバム
BIPOLARの感想でございます。
(ここまで長かった〜笑)



一連のキタニについての話をまとめたフォルダを作りました







このアルバムが一体どんなアルバムなのか、
っていうのはもう
ラジオやら雑誌やらネットのインタビュー記事やら
至るところで語られているので
ここでは別にお話しなくていいかな〜と思うんですが
(不親切…!笑い泣き気になる方はググって調べて)



前回もお話したとおり、
なるべく先入観なしに
率直に感想を書きたいと思うのですが

詳しくはこちら





ちなみに。



これまで発売されたキタニのアルバムは
どんな感じのアルバムだったのか…?


パッと聴いて、私が率直に感じたことをお話すると…
(キタニが意図したこととズレてるかもしれないですよ、あくまで私の感想です)





1枚目

I DO (NOT) LOVE YOU




※画像はお借りしました

俺ァおめーらみてーな雑魚とはちげーんだよ!グラサン
こーゆー複雑な曲、作れねえだろ!グラサン
あ"ぁ!?どうだ!グラサン
俺ァこういう音楽で食ってくんだぜ!グラサン
(でも本性はさみしがりやなんですうショボーン)


…って言っているように私には聴こえました
(私が勝手に感じたことです)

ちなみに本来はこんなテーマだったそうです
こちら!!⇒Wikipedia 



つづいて2枚目

Seven Girls' H(e)avens



※画像はお借りしました

…キタニ、失恋でもしたのか!?えーん
っていうくらい、とにかく寂しそうえーん
でもその寂しさをあんまり直視しすぎちゃうと
死にたくなっちゃうからさ、
だいたい、完璧な幸せなんてどうせ存在しないんだし、適当に目ェ反らして遊んじゃえよ!

…って言ってるように私には聴こえました
(私が勝手に感じたことです)

本来はこんなテーマだったそうです
こちら!!⇒Wikipedia 




そして3枚目

DEMAGOG



※画像はお借りしました

孤独。とにかく孤独。
あと、世界が、社会が信用できない。
何をやっても誰かから見張られてるような気がする。
とにかく信用できないから俺ァ一人でやってくぜ!グラサン

…って言ってるように私には聴こえました
(私が勝手に感じたことです)

本来はこういうテーマだったそうです
こちら!!⇒Wikipedia 





そしてお待たせしました
4枚目、今回のアルバム

BIPOLAR



※画像はお借りしました


…なんかね〜

これまでの3作は
全部自分の内側に向かっているような曲とか
「自分はこう思うんだ!!」
って主張する曲が多かったんだけど、

今回のアルバムは
他者の存在をものすごく感じるんですよね。



うーん、
これまでのアルバムにも、自分以外の登場人物が出てくる曲はたくさんあったし、
今回のアルバムも基本的にはキタニの内面(キタニが感じていること)を歌っているんだけど、


でも、

友達や恋人(がいるかどうかは知りませんが笑)がいて、
楽しい時間を一緒に過ごしたからこそ
一人の時間が寂しく感じるとか、

逆にほっといてもらいたいと思うときもあるけど

でも一人で籠もりすきちゃって
ダークサイドに陥りそうになった時に
他人がスッと横に来てくれたからこそ
気がラクになったとか、


これまでずっと一人でやってきて、
一人で何でもこなしてきたんだけど


ここへ来て
ようやっと他人に目を向けるようになったというか
(他人に目を向けない曲が悪いというわけではないんですが)


やっと他人が登場〜!っていう感じですかね。




あとはそうだな〜



アルバムの前半は
けっこうダークな曲が多いんだけど、

後半へ向かうにつれて
だんだんお行儀が良くなっていくんですよね笑


まあでもこれは、
アルバムのタイトル「BIPOLAR」にこめられている「二極性」とか「物事には二面性があるよ」
っていうところで、


同じ物事でも
プラスの面とマイナスの面の両方があって、
それぞれを表現した曲が入ったアルバムなので

前半はマイナス要素がやや多め、
後半はプラス要素がやや多め、
っていう作りになっている事情もあるんだけど



あれだけ過去の3作で
「世間のみなまさまが良しとしているものが
必ずしも良いとは限らないぜ」
みたいな曲をたくさん歌ってきたのに

今回のアルバムの後半で
キレイな曲を歌っているところを見ると

「みんなが良しとしちゃっているものを
大して疑いもせずに『いいよね〜(´∀` ) 』
って賛同しちゃうような世間のみなさまと
どうやって仲良くしていこう…」

っていうのが
ちょっと垣間見えるなーと思ったんですよね
(私の考えすぎかもしれませんが)




「お行儀の良い曲」「キレイな曲」といっても
「誰もが綺麗な嘘で話してる」とか
良い人ぶったことを言うクセに
自分より弱い人間のことはバカにするよねー、
みたいなニュアンスの歌詞が入っているところを見ると
そこまで世間に迎合しているわけじゃないし、
キタニらしいちょっとした毒も入っているので
そんなに心配する必要もないんだけど、




うーん、

タイアップが増えたり、
他人に曲を提供したりコラボすることも増えたりして
世間から注目される機会もまあまあ増えてきて、


むやみに楯突くようなことを言うわけにはいかなくなったのかな〜と。



まあ過去、
そんなに態度が悪かったわけじゃないんだけどさ笑
(だからこそミュージシャン仲間も多いしね)




ただ、
テレビとかラジオでよそ行きのキタニを見ると、
「あー…、そうそう生意気なキタニを
むやみには出すわけにはいかないよね…」
って思うこともあるし、

世間のみなさまはとりあえず
わかりやすい、表面的なところだけを見て
人を判断するところがあるので
やはりいきなりぶっ飛んだキタニを
お見せするわけにはやっぱりいかないわけで。



まあでも
ラジオではちょいちょい生意気キタニも顔を出すし
スタッフさん達もたぶん優秀そうだし、

何よりインスタライブに出てきた
良い意味で変態的なファンのみなさまがついていれば

キタニは安泰かなと。


世間で良い子ぶりすぎて疲れたら
You Tubeでもどこでも仲間の前で暴れて
なんだかんだで作品で毒を出してくれれば
それでいいかな〜と思いますよだれ
(あれ、アルバムの感想を言うはずが
どんどんズレていったような…笑)