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月・ピカリ.



大切な友人と別れた後の帰り道、空を見上げた。


月が、

三日月が、


それはそれは明るくて、まぁるく ぼんやり円を描いて明るかった。



ぬるくなった夜風と、暗闇の中で生き生きとした木々が生命力を発してて、


「夏だ!」


と、思った。



道を、グイッ と開いて、キラキラしたものをいきなり運んでくる友人。

時々どーん と、落雷にあって、こっちとあっちの世界の間に入った?

と思うようなくらい、大丈夫??


ってなる事もあるけれど、なんか、人間臭くて好き。

と、思う。



お腹いっぱいにご飯を食べて、たーくさん歩いて、時々事件が起きて、笑って、オシャレして、

パワーをもらう。


そのパワーが、他の人にも沢山伝わっていて、私はちょっぴり関わった人に手紙をもらったりした。

「いつもパワーもらってた気がします。」

って文章で。




確実に、伝わっておりますル。yo,

久しぶりに電車に乗った。



途中の駅で、すごく腰の曲がったおばぁちゃんが乗り込んできた。


比較的空いた車内。



おばぁちゃんが突然目の前にやってきた。



どぅやら、急いでいて、逆の電車に乗り込んでしまったらしい。



空いた車内だったので、席を譲る事を忘れた。

おばぁちゃんは、ちょっぴり離れた席へ座った。



でも、歩き辛そうだった。




心配になって、次の駅に着く少し前、おばぁちゃんの電車を調べて一緒に降りた。

おばぁちゃんの電車は、3本他の電車を見送らなければならなくて、ゆっくり話をした。



行き先を書いた紙を握り締めて、おばぁちゃんは、何度もお礼をゆっていた。



こちらこそ。


と、思った。

少し忘れかけていた当たり前のコトに、気づいたのだから。

他にも乗客は沢山いたけれど、わざわざ少し離れた私のトコロへ思い切って声を掛けてくれたのだから。




おばぁちゃんと別れた後、周りを見渡した。



人に声を掛けづらい時代になってしまっている?と。