暁の峰 -156ページ目

酸素欠乏症


こんなにも
鮮やかなもの、か
君のいる処は

こんなにも
色褪せるもの、か
君がいないだけで

秘かに隠していた
僕の想いは
いつの間にか
面(おもて)に出ていて

君がいると
息苦しかった

君がいないと
酸素が足りなかった

物思いをしているのか
人がそう聞くほどに

君を目で追っていた
君をいつも想っていた

そして君は
僕を揺らし
僕を舞わせて止まない

そんな自分を
僕は愚の骨頂だと
嘲笑して止まない



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昔の自分が今の自分に言っているような気さえします。

でも、こういう状態なのだと思います。