暁の峰 -130ページ目

メールが苦手①

ちょうど私が高校生になった頃に携帯が普及し始めました。

最初の頃はPHSや、電話の機能だけのものもまだまだ店頭にありました。

まだ入ったばかりの時は少数でしたが、一年経った頃にはクラス全員持っていたんじゃないかと思います。

同時期にメールや携帯のサイトも広まりました。

その頃はまだ定額制なんてものがなくて、親に良く使いすぎだと怒られていたように思います。

当然、というべきなのか、最初の彼氏から今に至るまで、連絡手段はメールが中心でした。


前から書いておりますが、とにかく最初の彼氏は上から目線。

メールも機嫌が悪いのがすぐ分かります。

徐々に鬱陶しくなっていったように思います。

特に感情の読めないメールは嫌で、短文だといつも困っていました。

喧嘩なんかした日には最悪でした。

絵文字も何もない短文メール、無視されることもあったように思います。

お互い様だったかもしれませんが…。


感情的になっているのを抑えながら来る怒りのメール。

とても嫌なものでした。

とても怖いものでした。

でもメールなんて、所詮、機械の文字だと。

絵文字も顔文字も一緒。

その時怒っている感情が文字からにじみ出てくる訳ではない。

その時悲しんでいる感情が文字から分かる訳ではない。

肉筆とはやはり違います。

その時の想いが溢れ出るのが肉筆ならば、音や意味だけなのが機械の文字。

悲しいかな、そう、判断したのは高校生でした。

あれから10年近く経ちます。

今もメールに対する気持ちは変わりません。

好きな相手ほど、出来れば私は声が聞きたいと思うのです。



余談ですが、今の彼との喧嘩は非常に疲れます。

デートの際、待ち合わせ場所に着いた連絡以外の電話はほとんどないので…。

ひたすら長文メールのやり取り。

いつも以上に読めなくて、分からなくて、悲しくなります。

しかも、どこで仲直りしたのか読み返してもさっぱり分かりません。

簡単に会えない分、そういうところはメールで済ませたくないのですが…。




つづく