正直、自分が限界になるなんて思ってなかった。
しんどいのは当たり前。
みんなもやってる。
自分だけが弱いわけじゃない。
そう思ってたし、
そうやってずっとやってきた。
でもある日、ふとした瞬間に思った。
「あ、無理だ」
ほんとに一瞬だった。
何か大きな出来事があったわけじゃない。
いつも通り、仕事に行こうとして、
いつも通り、準備して、
ただ、それだけなのに
涙が止まらなかった。
理由もわからないまま、
どんどん溢れてきて、
気づいたら呼吸がうまくできなくなってた。
苦しくて、しんどくて、
でも「行かなきゃ」って思ってる自分もいて、
その場から動けなかった。
それでもなんとか外に出て、
お店の前までは行けた。
でも、そこから先に進めなかった。
ドアの前で立ち止まって、
どうしても入れなくて、
また涙が出てきて、
息も苦しくなって、
結局、そのまま帰った。
頭ではわかってる。
行かなきゃいけないことも、
自分の立場も、責任も。
でも、体が完全に拒否してた。
あの時初めて、
「あ、自分もう壊れてるんだ」って思った。
後から、適応障害だって言われた。
でもその時は、そんな言葉よりも、
「もう無理だ」っていう感覚だけが全部だった。
頑張ればなんとかなるって、
ずっと思ってた。
でも、ならなかった。
むしろ、
頑張り続けた結果がこれだった。
ここから、私の生活は一気に変わります。
(続く)