ニューヨーク7日目のこの日は娘と朝食をとってからロウアーマンハッタンの辺り。
遠目に自由の女神を眺めた後はワールドトレードセンター。
メモリアルミュージアムへ
娘は1年前ひとり旅でニューヨークに訪れた際にここにきて5時間ほど見入って涙が止まらなかったそう
「お母さんはかなり受けてしまうと思うから旅行も終わりの方にしたほうがいいんじゃない。」との娘の言葉で7日目に行くことになりました。
昔、沖縄に行った時白百合の塔を見に行って夜兵士を見たりして熱が出たりと大変だったのを思い出し旅行も終盤に差し掛かる日にしました。
沢山歩いたので喉を潤しに中にあるカフェへ
私はアイスコーヒー、娘はアイスカフェラテ。
2001年9月米同時多発テロ。
この日のことは私もよく覚えていて。。。
友達とディナーに出かけていて2軒目に行こうと外に出た時に友達のお母さんから友達に電話がかかってきて
「母がお兄ちゃんが働くとこ、ワールドトレードセンターが大変なことになってニュースでやってて電話も繋がらないらしいからすぐ帰ってきてって。ごめんね帰るわ。」
私もそのまま帰りテレビをつけると目に飛び込んできたのは信じられない光景。。。
確かお友達のお兄さんが働いてたのはワールドトレードセンターに隣接したビル。
お兄さんは無事で目の前を飛行機がトレードセンターに突っ込んで行った場面はスローモーションで映画のワンシーンみたいだったと。
この消防署の展示を見て
ニコラスケイジ演じる9・11の映画を見ていたのでその映画のシーンが蘇ります。
ここから先はカメラ禁止だったのでお写真は撮ってもいい場所のみのお写真になります。
テロに関わったハイジャックした男の人の人相。
ものすごく悪人の相をしていて、やっぱり人は人相に出るものだと娘と話しながら色々と考えさせられました。
3〜5分の画像が見られる小さな部屋があり。
ハイジャックされた時に家族に電話した時の女性の声の録音のテープが流れます。
「ベイビー、電話に出て。飛行機がハイジャックされたの。どうなるか分からない。ベイビー愛してるわ。子供達にも愛してると伝えて。」
もうね。。。涙なしには聞いていられない生々しい録音の声。
遺族はどんな思いでこのテープを提供したのだろう。
ある日突然なんの前触れもなく真面目に生きてきた人たちの命が奪われ。
多くの人たちがパートナーや子供や親、親戚や友達、愛する人を失った。
生きていれば嫌なことも辛いこともある。
なのに文句や不平不満ばかりの人生を生きる人もいる。
生きたくても生きられなかった人たちのことを思うと。
生かされている奇跡に感謝せずにはいられない。
亡くなった方々のご冥福と残された人達の幸せを心から願ってやみません。
どうかもうテロや無差別殺人などが起こりませんように。
皆んなが心穏やかに暮らせる平和な世の中になりますよう。