今日はここ数日で一番嬉しいかった事がありました。
私は個人セミナーをする時にあらかじめインフォメーションを頂くのですが、
この津波災害があった後私には一人の気がかりな女性が浮かび急いでノートを見ると彼女のインフォメーションには仙台在住の文字。
それからメールを送っても返事が来ず、
おとといの夜中目が覚めた時に考えていたのも彼女の事。
その前の夜もディナー時にダーリンに話したのは彼女の事。
「セミナーの女性の一人が仙台の女性でメールの返事が来ない。彼女はセミナー後自分が変ったって。恋愛が上手くいきはじめ楽しいって報告のメールもあって、これからだったのに。。。」
「ついこの間の私の誕生日にもメールをくれてて。。。」
涙ぐむ私にダーリンが手を重ねてくれた。
人の手の温もりやハグの温もりってこんな時なんて暖かなんだろうと思う。
その彼女から今日メールが届いた。
カサブランカ様
御心配おかけしました。
何度もメールありがとうございました、
幸いにして命は助かりました、
地震直後にライフラインは寸断され今日回復となりまして
やっとPcメール確認できたところでした
Pcもつかえることが奇跡のようにも思えます
何日も情報不足であのような出来事があったことは
夢と思いたいぐらいの日々です
私は仙台空港より（海から）約７キロぐらいのところに住んでいますが
穏やかな東北の玄関口の空港の海辺が一瞬にして
変わりは果てた姿に変わっていてしまいました
元同僚は未だに連絡も取れず、知り合いの方も絶望的な
感じになっています
この変わり果てた街の様子を確認できたのは今日なんです
便利な世の中ですがライフラインというのが
寸断されるとほんとうに不便です、
今、ガソリンと灯油の不足でまだまだ寒い東北にとっては
厳しい状態です
今でも多くの大きい余震が続いていますが
時間が解決してくれることを願いましてがんばります
家を失った方や親族を亡くされた方何千人といますので
私は家族がみんな無事で多少の不便があるからといっても
比べ物にならない贅沢な話だと思います、
たくさんの国々から応援に来ていただいていますので
とても心強さを感じ感謝しております、
私が文字を赤に変えさせて頂いた部分はこの一通のメールから分かる現場の今の様子と私達が学ばなければ行けないと感じる心
このお花はセミナーの時に彼女が手作りで作ったブリザードフラワーをプレゼントしてくれたもの。
寝室に飾っているこの花を見るたびに彼女の無事を祈っていました。
本当にありがとう。
生きていてくれてありがとう。
そしてまだ行方が分からない方々にも私達は希望を持って出来る事をしていこうと改めて思いました。
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