こんばんは、ちゃーがんじゅーの又吉です。
咳症状も少しずつ治まり、最近調子がいいです
さて、今日は何の話しを…あっ そうそう!
この前のブログで、体に強い刺激を入れると、脳がその刺激に反応して防衛反応を起こし、その防衛反応が起きた状態(緊張状態)で体に更に刺激を入れ続けると、一旦は筋肉は緩むが、少し時間が経つと最初の状態よりも筋肉が硬くなり、かえって状態を悪化させることがあるというお話しでしたね。
今日はその続きを話します。
「脳が安心する優しい刺激で体は劇的に変化する!」というお話しです。
脳が安心すると言っても、我々が普段考えたり、意識的に感じたりする脳ではなく、体を守るために働いている無意識レベルの脳が安心する刺激を入れるということです。
無意識レベルの脳と小難しい事を言われても、皆さんには何のこっちゃわからないと思いますが、とにかく例えるなら“人類が始まる以前からある原始的な脳”または“考えることはないが、常に24時間365日休むことなく体を守る為に働き続けている脳”とでもいいますか…(えっ余計に分からなくなった(^^;))
まぁ とにかく「優しい」「安心」って感じの刺激です。
じゃあ具体的にどんな刺激を言うのか?
簡単に出来るものでいえば、筋肉が凝っているような場所に対して、しばらく「軽く触れる」とか「軽くさする」とかも結構有効な刺激ですよね。
『えっ 軽く触れる?軽くさする?これが有効ですって…あんたバカじゃねぇの(怒)真面目に読んで損した!』
とそんな声が聞こえてきそうですが、話しの続きにもう少しだけお付き合い下さい。
「軽く触れる」や「軽くさする」といった刺激は実際に有効な刺激で、例えば動物を例にとるとわかりやすいと思いますが、仮にあなたがイヌやネコを飼っているとして、そのイヌやネコが人間が気持いと思っている(思い込んでいる)、押したり、揉んだり、叩いたりするような刺激を入れるとどう反応するのか?
想像してみて下さい…そうです。あなたのイヌやネコちゃんに押したり…揉んだり…叩いたり…
「イテェ~!!!」
どうしました! えっ噛まれた? 爪で引っ掻かれた?
そうですよね!そうなんです!いくらあなたが飼い主だからといって、動物にとってこの様な刺激は、本能的に嫌がる刺激なんですね~。
人間も一応動物なので、イヌやネコと同じ様に、本能的に嫌がる刺激として脳が反応するんですよ!(宗教的に「人間は動物ではない」という方は、ここはあんまり気にしないでね!)
まだ信じられない?
じゃあ「論より証拠!」ということで、ひとつ簡単な実験をしてみましょう!
まずはじめに、自分の姿がよく見える鏡の前に立ってください。
次に左右の肩や腕の位置などを、正面、横向き(左右)の姿勢で確認しておきます。
そしてあなたが普段気持いと感じる、押したり、揉んだり、叩いたりといった刺激を、左右どちらかの肩や腕に片側だけ刺激してみて下さい。
さぁどうでしょう。左右の肩や腕をよ~く観察して比べて見てください。
どうなってますか?
あなたが押したり、揉んだり、叩いたりしたところは、実際にあなたの期待通り緩んでいますか?
違うでしょう!逆に強い刺激を入れたところは見る見る内に筋肉が緊張し、腕も内側に入って違和感を感じてますよね。
これがあなたが間違って信じている『真実』の姿なんですよ!
どうです、少しは私の話し信用しました?
では今強い刺激を入れて緊張した筋肉を元に戻すにはどうしたらいいか?
そうです、さっき言った通りですね。今刺激を入れてところに対して、優しくいろいろな方向から軽く指を滑らせるようにして優しくさすってみてください。
『あ~ら不思議!強い刺激を入れる前よりも緩んでしまった。』そんな感じじゃないでしょうか。
この様なビックリ体験は、私の施術所では日常茶飯事のことです。
刺激は優しければ優しい程、体に面白いように変化が起きます。
あなたも世の中の常識に囚われず、楽しむ感覚で、知人、友人、ご家族に是非試してみて下さいね。
では今日は少し長くなりましたがこの辺で…。
長文のブログにお付き合い頂いたあなたに
最後まで読んでくれてありがとう
ではでは