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珍人ハンターちいさん

日々すれ違う人型珍獣のメモ書きです。

みんな彼女が好きでした。

 

正確には、そう思わされていたのかもしれません。

 

私が彼女と縁が切れた最大の出来事。

 

私は、余暇で コスプレ衣装を作って販売する という事をしていました。

 

そこで必要になるのが小道具などでしたが、それを自作するのはなかなか大変でしたので、専門業者に発注しようかという話をしたところ、「自分なら安くできる」という事でしたので、任せることにしました。

 

しかし、予定日を過ぎても一向に出来上がってきません。

 

既に受注を受けているし、衣装自体は完成して発送段階に入っているにもかかわらず、小道具が全く出来上がりません。

 

作っている様子すらないのです。

 

ひと月ふた月過ぎ、いくら何でもこれはヤバいと思った私は、予定されていた金額を投げつけるようにして支払って、「もういい」とキャンセルを出したのです。

 

そして、別の造形専門業者に発注をかけました。

 

ものの数日で商品は手元に届きました。

 

これで、彼女への信頼はすべて消え、私の中で「プライドばかりのグータラ女」というカテゴリーとなったのでした。