
去年の今ごろ、わたしはこんなことを思っていた。
あの時のわたしには、今なんて想像も出来なかった
東京オリンピック、誰と、どんなふうにみるんだろう
その頃わたしは、何を思うんだろう
先の未来を
祈るような気持ちで
今よりも明るい未来を望んでいた
コロナのことも、オリンピックが延期になることも
想像すら出来なかった。
今はまったく違う環境にいるのに
まったく同じことを思っている
不安な毎日に
ひとりの孤独に
耐えきれなくなって
誰か助けてって
閉ざされた心の扉の前で
うずくまって泣いている。
わたしはここにいるよ
紗英はここにいるの
あなたのすぐ近くにいるのに
わたしを見つめない
紗英は紗英なのに
前に進むことも、戻ることも出来ずに
怖くて不安で
かろうじて繋いでいる手を
放せなくて
辛いならやめてしまえばいいのに
やめる覚悟なんて出来ないよ
かと言って
信じるって、腹を括ることも出来ない
どんな結末になろうと
大丈夫って信じることが出来ない。
あなたが可愛いと思ってくれた気持ちも
そんなわたしも
今はもうどこにもいない。
一年たっても
また同じことで辛くなってるわたしが
バカバカしくて情けなくなる。
どうしたらいいの?
誰か助けて
でもわかってる
わたしを助けられるのは
救えるのは
わたしだけなんだよね。