中国が尖閣諸島の上空に防空識別圏を設けた
ということが連日ニュースになっています

中国に駐在する日本企業の一部は
社員と家族の緊急帰国指示を出しているとか

日中の関係はなぜ悪化しているのでしょう

尖閣諸島国有化への反日デモの延長

それとも安倍政権の「ナショナリズムの高まり」
に対する警告

まさかそんなことではありません

中国は4000年の歴史などといいますが
実は中国大陸では24回も王朝が変わっています。
現在の中国の漢民族は
歴史で習うたとえば元や清とは違う民族です。
元や清は
侵略してきたモンゴル、満洲人によって
作られた国なのです

つまりたくさんの民族の争い
滅ぼし合いが絶えない大陸なのです

そして今、中国大陸を支配する
中国共産党の国是は
世界共産革命の覇権を握ること。
領土を拡大し続けることなのです。

なぜテレビ・新聞などの
大メディアはそれを報道しないのでしょうか

1964年に結ばれた
日中共同記者協定というものがあります。
①中国を敵視しない
②台湾を中国とする
③中日両国の関係が良好になるのを妨げない
これに違反すると
NHKや民放、各新聞社は
中国国内での取材ができなくなったり
猛烈な抗議を受けるなど
圧力をかけられるのです

中国共産党が日本に仕掛けている工作を理解するのに
「日本解放第二期工作要綱」という資料があります。
その中には
●マスコミの支配
●東京裁判史観の徹底
●歴史教育への介入
●各界における親中人脈の構築
●親中=反米知識人への支援
という工作が書いてあります。
1949年に中華人民共和国が設立されましたが
その直後から
中国共産党による
日本のマスコミ・政治家・学者・財界人
への工作活動が盛んに行われたと言われています。
たとえば「招待旅行」です。
中国に招待されると
通常は会えない「要人」との会談がセットされ
仕事が終わると盛大な宴会を催され
場合によっては
ホテルに帰れば女性が待っている。
そういう接待を受けた人は
帰国すると自然と
中国に好意的な意見を述べるように
なるそうです。
例をあげます。
1955年に東大総長だった 南原繁氏は
郭 沫若(かくまつじゃく)という
中国共産党の秘密党員であり
情報部員だったとされる人物と
雑誌『中央公論』1955年2月号で対談しています。
元東大総長 南原繁氏
南原「私どもも子供の時から漢字、孔子、孟子など
みんな勉強しました。
そういう我々の学んだ東洋精神
というものが立派に生きておりますね。
そういう礼節、習慣がいまでも中国で生きている。
これは西洋で見られない中国と日本の共通の。」
郭
「生活様式は日本と中国は共通ですね。
二千年以上ずっとそれできている。」
南原
「革命後の中国でもそれがちゃんと生きている。
周恩来総理はじめ、若い共産党の諸君も
みんなそれを身につけている。」
南原
「お国はいいですね。
お国の毛総理、周総理という偉大な政治家を
持っている国民は非常に幸福だと思う。」
えっと・・・
中華人民共和国の建国者であり
死ぬまで最高権力者だった毛沢東は
1958年から1960年の大躍進政策の失敗では
餓死者3000万~5000万人を出したのですが・・・

1960年の中国大飢饉:大紀元より
吉田茂元首相は南原繁氏を
曲学阿世の徒
(へつらいおもねり真理を曲げること)
批判しました

親中派の学者、政治家、マスコミ、財界人が
戦後の日本の世論を親中国へと導いていったのです。
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